ちょっとだけ【東海オンエア】 (ページ24)

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学校まではあっという間だしバイバイするのすら寂しくなっちゃう俺なのに花は俺とは違ってすぐ教室行っちゃう

高校に入ってからのこの数週間で今までの積み上げた俺の全部が崩れてくみたいに俺も折れそう

てつやは隣のクラスなのにやたら花には絡みにいってた。

てつやのその真っ直ぐさは尊敬レベル

俺はそんなてつやに負けじと忘れ物をした日は絶対花から借りたりしてアピールは一応頑張ってる

こんなことを続けて1年

俺達も高校2年になった。

クラスはまた離れた。

ゆめまるはまた花と同じクラス
てつやも花と同じクラス

俺は噂で聞いてたかなり身長の高いイケメンと同じクラスだった。

り｢初めまして、りょうです｣

噂の高身長イケメンはほんとに俺より全然背が高い

それからりょうとはかなり仲良くなって聞くところによるとりょうも花と同じ陸上部に所属してるらしい

高2の秋

学校行事が盛りだくさんの時期

文化祭、体育祭、沖縄修学旅行

り｢文化祭は極力暇な時間多いやつが良いんじゃない？上手く時間調整するの大変でしょ｣

りょうが俺に言ってきた

と｢どうした急に｣

りょうはニヤニヤと悪い顔をしてるけど俺には全く伝わらない

り｢体育祭はーやっぱ陸上部が活躍しちゃうかなー。でもとしみつ野球部かカッコイイとこ見せれるチャンスだしリレーは絶対出たら？｣

と｢ほんとお前どうしたん？｣

り｢ねえ、花好きなんでしょ？｣

突然の花に驚いて思わずでかい声が出る

と｢ばかか！！！｣

り｢焦りすぎw顔赤いよw｣

俺で遊ぶりょうはいつになく楽しそう

り｢とーにかく、俺が協力するよ｣

強い助っ人と言えば強い助っ人なんだけど…

まあ頼ってみるか。