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てっちゃんに引きずられて着いた場所は競技場。



「え?走るの?」



て「俺らが行くのはこっちね!」



指をさしてたところは野球場。



「いや、え?なに?」



て「としみつ今日怪我した奴の代理で出るって。」



私の顔なんて一切見ないでてっちゃんはただひたすら私の腕を掴んでどんどん進む



て「この辺が良いかな」



腰を下ろせばそこにはゆめまるとりょうくんとしばゆー。あと1人知らない眼鏡の人。



「え?今日のデートってここだったの?」



ゆ「てっちゃんが今年はみんなで応援に行こうって」



「奥の方は、、、?」



て「俺ととしみつのバイト先の先輩。ざわくん」



「は、初めまして…」



て「この人俺らは虫眼鏡って呼んでるから虫さんとかで呼んであげて」



虫「はじめまして〜てつやからよく話聞いてます、」



あ、背が私と同じくらいだ。



虫「今背低いなって思っただろw」



「あ、え、思ってないです!」



私は全力で首を振ったけど思ってました。ごめんなさい虫さん。



て「まあまあ、みんな揃ったし応援しますか」



私とてっちゃんだけ前の列に2人で移動した



私の後ろではしばゆーがとしみつ応援ソングを作り始める



し「血便が出てきた内痔背負ってきた便座目指して走れとしみつ放り出せよ夢乗せて女抱け〜鈴木とか良くない?」


ゆ「お前それは絶対ここで歌うな?w」


虫「ゆめまるに賛同する。しばゆー絶対ここでそれ歌わないでw」



り「いやリズムとかは良いんだけどね」



「あ、としみつ」



て「今って?」



虫「負けてるね…」



3点差で岡崎城西は負けてた。



“いつか花がびっくりするくらいの選手になるから応援しててよ”

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作者名:叶芽 | 作成日時:2019年6月15日 16時

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