足ツボマッサージ ページ8
「なんだこの部屋？」
「あ、回原、おはよう」
回原に部屋の説明をした。
「と言うわけでお題を見にいこ！」
『どちらかが足ツボマッサージを会得しないと出られない部屋』
「……」
「……」
「「…え、無理じゃね？」」
「会得ってなに！？
やるだけじゃダメなの！？」
「資料とか講師とかいねぇのかよ？
どうやって会得すれば…」
話し合った結果、とりあえず、足ツボっぽいことをすることに
「行くぞ？押すぞ？」
「どんとこい！
…え、痛……痛い痛い痛い痛いーーー！！」
ガチで押してきた。
「やめてやめて！やめろっってぇーっクソガァ！！」
のけぞっても転がっても絶対に離さない手！
だってアイツ、腕も指も回転するもんな！
そりゃ離れねぇよ！！
「クっソっ…やめろっ…デタラメに強く押すなっ！回原旋！！爆ぜろっ！！」
ようやっと解放してくれた。
「いや、夢野、口悪すぎて引くわ…」
「ハァハァ…こっちだって…ドン引き…だからな…」
「あと、普通にパンツ丸見えだったぞ。」
「どうしろと！？」
扉はまだ開かない。
…絶望…
「「無理じゃね？」」
「もしかしたらなんだけど、私の個性で眠って、夢の中で助言授かったりしないかな？
やったことないけど」
「一か八かだな。」
回原を眠らせた。
頼むぞ、回原！うまいこと足ツボの夢を見てくれ！！
祈った。
10分ほどで起床した回原。
「ちょっと足を見せてくれ」
とあぐらをかいた。
さっきとは明らかに違うフォーム
「おお、なんかプロっぽいじゃん！行けたの？」
「わかんねぇ…」
一か八かで足を任せる。
「あ、痛気持ちいい…！
さっきとは明らかに違う心地よさ…！」
「おぉ！！これがツボ！湧泉！
わかる！わかるぞ！！
信じらんねぇ！！
お師匠さまの言ったとおりだ！！
これが！東洋医学の気の巡り！すげぇ！」
どうやら行けたようだ。
「やったね！これで出られんじゃん！」
「いや、まだだ…！
まだまだお師匠さまから学ぶことがたくさんある！
お願いだ！もう一回、夢に入らせてくれ！
後生だ！」
足ツボに対する謎の熱意に負け、再び個性を発動した。
1時間が過ぎ、2時間が過ぎ、なかなか起きてこない回原…
私の方は足ツボのおかげか、なんだか体調がいい。
「そろそろ寝るか」
続く
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 131人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆめ(プロフ) - マリイさん» 続編にてオバホ投下しました！ (2022年3月25日 19時) (
レス) id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - なめこさん» ああ、だからB組なんですね！理解しましたw (2022年3月25日 19時) (レス) id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - 今波が来ているのはブラド先生です！相澤先生は殿堂入りしましたw (2022年3月25日 19時) (レス) id: 8444d54215 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - なめこさん» 癖が強い！笑 誰推しですか？ (2022年3月25日 7時) (レス) @page49 id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - いつもメインキャラ以外ばかり好きになる癖の持ち主なので.. (2022年3月24日 23時) (レス) @page48 id: 8444d54215 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：B組！ | 作成日時：2022年3月5日 22時
