イチャイチャ ページ7
白い部屋に相澤先生が転がっていた。
『イチャイチャしないと出られない部屋』
イチャイチャってこれまた抽象的な…
転がっている先生をみる。
この無気力なセンコーとお題をこなせる気がしない
まずいな…
とりあえず練習するか
「えー、コホン、ん、
『好きです、先生』
ちがうな
『愛しています、先生』
うーん
『っ愛しています、相澤先生！！』
これだ！」
「…なにやってんだ…」
「ヒっ！！」
心底気持ち悪いものを見る目で見下してくる先生。
「除籍処分」という文字が脳裏に浮かぶ！
「あの紙を見たんだろ？」
「あ、先生も見ました？？
ど、どどど、どうします？？」
すごぉく不機嫌そうな相澤先生。
「はぁー、とりあえず下の名前、呼びあってたら行けんだろ」
ということで
「A」「消太」
何往復か呼び合ったが、鍵は開かない。
それもそのはずだ。
先生は無機質に名前を呼んでいるだけで、「イチャイチャ」とは程遠い…
その後も先生の出す案を試してみたが、開かない。
こっちが頑張って「消太さんっ♪」とか言ってるのが馬鹿みたい…
「開かねぇなぁ、じゃー次は、握手でもしてみるか」
「先生！お言葉ですが、流石に、握手(笑)はないですよww」
「あ？高坊が舐めた口聞いてんじゃねぇぞ。」
ゴゴゴゴゴゴゴ
睨み合う両者。
「PTAがなきゃとっくに脱出してんだよ」
「じゃあ、それをしてくださいよ！！期待してますww」
「大人をからかうんじゃねぇ」
先生は困ったように頭をかきながら、
「っはぁー…っつてもなー…保護者がなぁー」
とか呟いている。
「ギリギリのラインで行くか…」
そう言ってあぐらをかいて手招きをした。
「来い、ここに座れ」とあぐらを指差すので、先生を椅子にして座った。
「ちげーよ、こっちむけ。
初心ムーブしてんじゃねぇよ
こう…こう…跨るんだよ…」
「え…あ…え？」
面倒そうに指示されながら、腰を掴まれ、足を掴まれ、グイッと体を動かされる。
「そうそう、こんな感じ。
腕は俺の首に絡めろ」
あぐらになった先生に、対面で跨るという、
まぁなかなか刺激の強い体勢に慌てていると
「細いなー…」と腰回りを触る。
「どうだ？…このへん…変な感じしない？」
と背中をなぞられた。
ゾワゾワして、思わず先生に抱きついた。
「せん、せっ！」
ガチャ
「開いたな。親には言うなよ。絶対に！」
最後にクワっと目を見開いて去っていった。
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ゆめ(プロフ) - マリイさん» 続編にてオバホ投下しました！ (2022年3月25日 19時) (
レス) id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - なめこさん» ああ、だからB組なんですね！理解しましたw (2022年3月25日 19時) (レス) id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - 今波が来ているのはブラド先生です！相澤先生は殿堂入りしましたw (2022年3月25日 19時) (レス) id: 8444d54215 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - なめこさん» 癖が強い！笑 誰推しですか？ (2022年3月25日 7時) (レス) @page49 id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - いつもメインキャラ以外ばかり好きになる癖の持ち主なので.. (2022年3月24日 23時) (レス) @page48 id: 8444d54215 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：B組！ | 作成日時：2022年3月5日 22時
