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「じゃあ鱗くん、殺してくれる？」
そう言って、Aが見上げた。
「は？なに言って」
「だって、一人しか生き残れないんでしょ？」
「…」
「だったら鱗くんが殺してよ」
そう言ってまた、俺の胸に顔を埋ずめた。
ーー頭が混乱する
Aがぎゅっと強く抱きしめ直すので
背中が締め付けられて苦しい
「…私…殺せないよ…」
ガチャリと聞こえた。
Aが扉を向くのが、スローモーションに見える。
思わずキスをした
「えっ、りん……ん…なにぃ…」
別に劣情がたぎった訳ではない。
理性を保っている…と…思う。
Aが嫌だったら眠らされるだけだ。
背中を叩かれるので、唇を離した。
「…はぁ…りんくん……どうしたの？」
俺は、どうしたんだろう？
「わかんねぇ」
「狼になっちゃったのw？」
またからかう。
「そうかも」
俺のものになればいいなと思った。
「もぅ、なに言ってw……んっ…」
Aの唇は無防備で、すぐに奪える。
舌で唇を開けて
口内を弄ってみた。
何かを言おうとするから
抑えてむさぼった。
断り文句は聞きたくない。
俺のこと、好きになってくんないかな。
舌を絡ませると
「っぁ…っん…はぅ…っんっ…！」
熱い吐息が聞こえる。
背中を叩かれ合図されるが
無視して貪っていると
Aの力が抜けていくのが分かる。
A、この部屋で
他の男となにしてんの？
俺だけのものにしたい
他の男に触らせたくない
力が抜けたAの体が弱々しく俺を避ける
離さない
逃がさない
抑え付ける
大事にしたいのに
めちゃめちゃにしかできない
心苦しい。
早く眠らせてくれ。
「…っはぁっ、はぁ、はっ…」
唇を離すと、上がった息を肩で馴らしながら、
Aが、下がった眉でこちらを見ている。
大事にしたいのに。
「…ごめん…」
「りんくん…なんで..
い、嫌だった…？」
「…眠りたい…」
「…そか
いいよ。
…わかった…」
ーー。
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ゆめ(プロフ) - マリイさん» 続編にてオバホ投下しました！ (2022年3月25日 19時) (
レス) id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - なめこさん» ああ、だからB組なんですね！理解しましたw (2022年3月25日 19時) (レス) id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - 今波が来ているのはブラド先生です！相澤先生は殿堂入りしましたw (2022年3月25日 19時) (レス) id: 8444d54215 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - なめこさん» 癖が強い！笑 誰推しですか？ (2022年3月25日 7時) (レス) @page49 id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - いつもメインキャラ以外ばかり好きになる癖の持ち主なので.. (2022年3月24日 23時) (レス) @page48 id: 8444d54215 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：B組！ | 作成日時：2022年3月5日 22時
