肩にキス ページ15
私は今『肩にキスしないと出られない部屋』に来ている。
サーナイトアイと。
サーはプロヒーローだから私は知ってるけど、
サーは私のこと知らないよね？
知り合い以外が来るとか、聞いてないよ
ただの不審者じゃない？私
ど、どうする…
サーをみるとまだ目覚めていない。
床の上で長い四肢を疼くめて寝る姿は、なんだかキリンみたいだ。
…可愛い。
じゃなくて！この状況！
まるで私、白い部屋に有名人のサーを誘拐して、謎に肩キスを迫る不審者と思われない？
ヤバない？
「今、サー、寝てるよね…」
…ゴクリ
サーが起きてしまえば、ただの不審者…
しかし、寝ている間に肩キスすれば…先に脱出して…
…よし、
そっとサーに近づく。
それにしても巨男だ。
2mくらいある。
体重をかけないように慎重に馬乗りになる。
ゆっくりとネクタイを緩め、
シャツのボタンを外す。
サーはスーツをきっちり着こなしているのでなかなか肩が出てこない、、
色々やってはみたが、肩と首の間をはだけさせるのが限界だ、、
仕方がない
ええいままよ！
慎重に、静かに、そっとキスした。
と同時にサーがお目覚め
「眠り姫なの！？」
ここで捕まったら社会的に死ぬ。
状況証拠が揃いすぎている
ダッシュで、逃げるぞ！
駆け出したと同時にサーの長い手に捕まり、
緩慢に滑らかに形勢が逆転し床ドンされた。
その様は優雅で静かで、これが…大人の男…
「『予測を立てて先手を打つ』近接において、私はそれらが他人より、少し早い」
メガネをクイっと上げている。
扉は開いてない。
万事休す。
私はプロヒーローを誘拐して寝込みを襲い逆に捕まったしょぼい敵として後世に名を馳せることもなく、散っていくのだろう…
「っサー！これには訳があってですねっ」
「Aがキスをして私が起きた時「眠り姫か」と言ったが」
「はぁ」
「ユーモアが効いていたので、許す」
(許された！)
「あれ、名前、、」
「私はあなたを知っている。誰かの未来に出てきたので。」
「あ、そういう？」
「しかし、あなたから会いにきてくれるとは思わなかった。
わざわざ寝込みを襲わなくても…」
サーの手が頬を優しく包む
「私から会いに行くのに…
A、可愛い…
フィギュアにしたい…
1／1スケールで…」
「ヒェっ…」
様子がおかしい。
続き
この話は結末が分岐します
→病みエンド
→別ver
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ゆめ(プロフ) - マリイさん» 続編にてオバホ投下しました！ (2022年3月25日 19時) (
レス) id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - なめこさん» ああ、だからB組なんですね！理解しましたw (2022年3月25日 19時) (レス) id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - 今波が来ているのはブラド先生です！相澤先生は殿堂入りしましたw (2022年3月25日 19時) (レス) id: 8444d54215 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - なめこさん» 癖が強い！笑 誰推しですか？ (2022年3月25日 7時) (レス) @page49 id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - いつもメインキャラ以外ばかり好きになる癖の持ち主なので.. (2022年3月24日 23時) (レス) @page48 id: 8444d54215 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：B組！ | 作成日時：2022年3月5日 22時
