見つめ合って好き ページ23
「あ…どうも」
「あ…どうも」
A組の障子くんとこの部屋に飛ばされた。
演習で障子くんの個性は把握してるけど、
障子くん自体はよく知らないんだよね…
変な人じゃないよね？
部屋の説明をして一緒にお題を見に行く。
背が高くて、見上げるだけで疲れる彼は静かな人だ。
真面目な人っぽい。
『見つめ合って好きと言い合わないと出られない部屋』
ななななにそれ！
もう告白じゃん！！
障子くんにも選ぶ権利はあるんだよ？
不安になって障子くんを見上げた。
「なるほど」
なるほど？！
「納得しちゃった？！」
「しないと出られないならしょうがない。
クラスは違うけど、
A、」
「え、もう始まってる？
障子くん？！」
あまりの対応力にオロオロが隠せない…
思わず後ずさる…
「好きだ。」
「はぅっ///」
目、逸らしちゃっった！！
見つめ合わないといけないのに！
冗談を言わなさそうな障子くんの
鋭い眼光に耐えられなかった…！！
真面目な人にそんなこと言われるなんて…
いや、わかってる！
わかってる！
お題だから言わされてるのは分かってる！！
でも心の準備が全然できてない！
「夢野さん…なんでそんな遠くに？！」
「ご、ごめん…逃げちゃって」
「大丈夫だ。怖がられるのは慣れている」
「そうじゃなくて…
言われ慣れてなくて、つい、及び腰で、
ごめんねせっかく言ってくれたのに…」
「ああ、そういうことか。
大丈夫だ。手伝ってやるからな」
そう言った障子くんの複製腕が伸びてきて
壁に連れ込まれ、
ドンされた。
長身の彼と、触手も合わさり、閉塞感のある空間。
「これで遠くへは行けないだろ
何度でも言ってやるから安心しろ
A、
好きだ」
「ーーっ///
しょうじくん…」
そんなこと軽率に言わないで…
「ちょ、ちょっとタイム」
お互い目を逸らした
「え、障子くんも照れてる？」
「これで照れない方がどうかしてる」
「確かに。
それなのに2回も言ってくれてありがとう。
自己犠牲の精神すごいね！」
「いや、」
「これでお題は半分こなせたね」
「ああ、Aからも…」
促された。そうだよね。分かってる。
続く
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ゆめ(プロフ) - マリイさん» 続編にてオバホ投下しました！ (2022年3月25日 19時) (
レス) id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - なめこさん» ああ、だからB組なんですね！理解しましたw (2022年3月25日 19時) (レス) id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - 今波が来ているのはブラド先生です！相澤先生は殿堂入りしましたw (2022年3月25日 19時) (レス) id: 8444d54215 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - なめこさん» 癖が強い！笑 誰推しですか？ (2022年3月25日 7時) (レス) @page49 id: 0ebb8d1a24 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - いつもメインキャラ以外ばかり好きになる癖の持ち主なので.. (2022年3月24日 23時) (レス) @page48 id: 8444d54215 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：B組！ | 作成日時：2022年3月5日 22時
