わたし難あり【 TH 】 (ページ6)

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episode 6 ページ6

テヒョンside

寝てるだけでどんどん時間は進み気が付けばお昼

普段は屋上なんて行かないのに俺は何故か屋上に足を運んだ

TH『…は？このドア開けづらすぎだろ。いい加減にしろよ……』

やっと開いたと思えばそこに居たのはAとかいう女

「は？何でキムテヒョン……」

それは俺が聞きたい。なんでお前ここにいんだよって

明らかに嫌そうな顔してカバンを持って帰ろうとしたから俺は腕を掴んで帰るのを阻止した

何で止めたかなんて俺も分かってない。

TH『あんたいつもここで飯食ってんの？』

「それ教えなきゃダメ？」

TH『別に。』

「じゃあこの手離してくれる？私戻りたいんだけど」

TH『やっぱ教えてくれたらこの手離してあげる』

チッと舌打ちをして低い声でそうだけど。とそれだけ言って俺の手を振り払った

「なに？1人でご飯食ってんだこいつ。ってバカにしたくて聞いたわけ？」

TH『何言ってんの？被害妄想やめろ。』

大抵の女なら俺が来ただけでも騒ぐだろうし腕なんか掴んだ時には勘違いするだろうに。

TH『……明日から俺が一緒に食ってやろうか？』

「結構。私友達と約束してるから」

TH『友達いるんだ？』

「居ますけど。どこまで失礼な人なの？」

「あんたみたいな失礼な人構ってらんないから、じゃあね」

勢い良く開いたドアは大きな音を立てて閉まった

TH『……ふーん。面白いやつ見つけた。』