わたし難あり【 TH 】 (ページ19)

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episode 19 ページ19

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テヒョンに付き纏われる日が続いた

ウヨン先生
『今日３限は自習だからみんな遊んでないでテスト勉強しろよー。ここで赤点多い奴は修学旅行留守番な。』

朝のHRも終わり1限2限と頑張った私は屋上に向かった

「……たまにサボるくらいいいよね、」

大きく伸びをしてその場に寝っ転がった

「やっぱ屋上って最高。」

？『氷女もサボりか？』

寝っ転がる私の視界が雲ひとつない青い空からユンギ先輩に変わった

「…っ！！」

YG『そんな不審な目で見るのはやめろ。』

そう言って私の隣に腰を下ろすユンギ先輩

私の1人の時間が……なんて思いながら私も座った

YG『………。』

「……。」

いや、何この時間。お爺ちゃんお婆ちゃんの日向ぼっこか！なんてツッコミたくなるくらい静か

YG『テヒョナとはどうだ？』

沈黙が破られたと思ったら話題はもっぱらテヒョン

「どうだって聞かれても私友達でもなんでもないんで知りません。」

YG『…テヒョナのことで一つだけ教えておきたいことがある。』

YG『あいつは元々あんな奴じゃないんだ、優しい奴なんだよ。』

「あ、そうなんですね。私にはどこが優しいのか分からないですけど、」

YG『あいつがあんなに笑って構う奴は氷女だけだからそれだけは教えとく』

……だからなに？私にどうしろと言うの？