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Nside
A｢ニノちゃーん、12時だけどお昼食べるー？｣
N｢…ん？何？｣
少しいじわるしてみた。
A｢寝起き悪っ！！…お昼、食べれそう？｣
N｢うん、食べる。｣
A｢よかったー。｣
相葉さんには、大野さんみたいな安心感はないけど、少し元気が貰えたみたい。
A｢気持ち悪くなったりしたら大変だから、少しでいいよ？フーフーしながら食べて。｣
N｢…大野さんなら、食べさせてくれるのに。｣
A｢えっ、リーダー食べさせてあげるの？ふふっじゃあ、特別ね？はいっ、あーん。｣
N｢あーん、モグモグ うん、おいしー。｣
A｢ほんとっ？よかったー。あっ、そういえば、さっきね、リーダーからメールがあってね、和の具合はどう？だってよ。だから、一応６度台には下がったよって伝えといた。多分あの人、休憩ごとにメール入れてるよ。心配性だね。｣
N｢そうなんだ…。｣
なんか恥ずかしい。
でも嬉しい気もする。うん。
A｢にののこと大好きだもんなー。リーダー。よしっ、半分食べれたし、薬飲んでもう一眠りしよう！｣
N｢えっ。｣
トントン全然寝るつもり無かったのに、相葉さんの妙に心地いいリズムで、俺は再び眠ってしまった。
ユラユラ
A｢ニノっ、一回起きて熱計ろ？｣
N｢ん、いいよ、やんなくて。｣
A｢やります！｣
無理やし押し込まれた。
A｢そういえばね、リーダーあと30分もしないうち帰ってくるってよ。｣
N｢ほんと？やったー。｣
A｢相葉ちゃんじゃ、不安か？コノヤロー！｣
N｢ふふふっ、くすぐったいって。やめてよ。｣
pipipi pipipi
N｢何度だった？｣
A｢ん？６度２分。どう？だるいとか、ある？｣
N｢んーん、ないよ。もう平気。｣
A｢そっか、じゃあリーダー帰るの待ってよっ！｣
それから、今の仕事の話とかレギュラー番組の話とか色々な世間話をしていたら、30分なんてあっという間だった。
これも相葉さんのおかげだよね。
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作者名：大宮ゆり | 作成日時：2019年3月28日 22時
