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Nside
ガチャ
大野さん、どうかなー？ちゃんと寝れてるかなー？って覗きに来た。
子供じゃないんだからって？
みんなは、2時くらいに帰ったよ。だいぶ酔っ払ってましたよ。みなさん。
相葉さんなんか、最後には
A｢俺、嵐でほんとに良かったよー！この4人に会えて、ほんとよかったー！｣
の連発。
それを翔さんもＪもちゃんと聞いてあげてて…
まぁ俺は…ゲームしながらですけど、ちゃんと聞いてましたよ？
おっ、寝てる寝てる。可愛い顔しちゃって。
なんか若干…笑ってる？
どんな夢見てるのかな。
明日にでも聞いてみよかな。
Ｏ｢かー…、…ーず、かーず？｣
N｢ん、へ？｣
Ｏ｢うふふ、おはよっ。｣
N｢おはよ。どう？体調は。｣
Ｏ｢この通り、良くなったよ。和のおかげで。｣
N｢ふー、よかったー。｣
うん、確かに顔色いいし、咳もしてない。
N｢あっ、そういえば、昨日どんな夢見てたんですか？｣
Ｏ｢昨日？んー、覚えてねぇ！なんで？｣
N｢なんか、若干笑ってましたよ？｣
Ｏ｢えっ、なんでだ？……あっ、昨日さ、途中一回起きたんだよ。そしたら、みんなが嵐について語ってるのが聞こえてさ。…嬉しくてニヤけながら寝たんだと思う。｣
N｢えっ、気持ち悪っ！｣
Ｏ｢だって、嬉しかったんだもん。｣
か、可愛すぎる。今の顔。
Ｏ｢俺はね、ほんとに幸せだよ。こんな人達に囲まれて。絶対に、離れたくない。｣
N｢…俺もです。｣
Ｏ｢おっ、珍しいじゃん。｣
N｢ほ、ホントの事ですから！…やめなくて良かったですよね。デビュー当時、俺ら辞めることばっか考えてたじゃないですか。｣
Ｏ｢うん、ほんとだよね。あの時の俺に言ってやりたいよ。お前が思っているより、何倍も嵐は宝物になるぞって。｣
大野さんの口から聞く、〈宝物〉という言葉。
嘘偽りないその言葉が、俺の心を温かくした。
ありがとう、メンバー。
ありがとう、大野さん。
そしてらこれからもよろしくお願いします。
俺の人生は、あなた達のおかげで変わりました。
…相葉さんみたい？
Ｏ｢ずっと、嵐でいような？｣
N｢うんっ！｣
軽くハグをする。
Ｏ｢ずっと…一緒にいような？｣
N｢はいっ！｣
この言葉が聞けたことが、どれほど嬉しかったことか。
俺は、いつまでもあなたの背中を追いかけますよ。
だからあなたは俺達の道を、ちゃんと切り開いてくださいね？
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作者名：大宮ゆり | 作成日時：2019年3月28日 22時
