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Ｏside
ガチャ
N｢ただいまー。ハァー、やっぱ家の匂いが1番落ち着くなー。｣
Ｏ｢ふふっ、俺も。｣
ご飯まではまだ早いと、テレビで録画しておいた俺らの番組を見ることにした。
N｢この時、Ｊがさ〜｣
Ｏ｢あー、そんなこともあったね。｣
振り返ってみると色々面白い。
だけど…
N｢…あっ、、｣
慌てて一時停止を押す和。
例の、あの時。
Ｏ｢怖がらないでも大丈夫。この時はこの時でしょ？少し休憩する？｣
ピッ
俺は電源ボタンを推し、テレビを消した。
俺の胸にくっつく和は、なおも震えているんだけど…。
N｢…でも、やっぱ見る。逃げてるだけだし。克服するにも大事なことだと思うし…。｣
ピッ ピッ ピッ
テレビをつけ、番組を選び、再生する。
さっきの続きから。
ジーッと見ている。
とっても真剣な顔で。
N｢…ありがと、もう大丈夫。｣
Ｏ｢ほんと？｣
N｢うん、頑張ってみるよ。明日から。｣
和を抱く力を強め、頭をわしゃわしゃ撫でる。
N｢んふふ、そろそろつくる？｣
Ｏ｢よーし、今日は和のために頑張っちゃうよ！｣
キッチンで、おしゃべりをしながら、そして手際よく調理する。
N｢できたー。｣
Ｏ｢ワインでも飲もっか。｣
N｢俺ビール。｣
久しぶりにゆっくり食べる2人の食事。
肉汁が体中に染み渡る。
それから、ゲームして、風呂入って
明日の準備して、一緒に寝た。
頑張れ、和。
できるよ和なら。
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作者名：大宮ゆり | 作成日時：2019年3月28日 22時
