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Ｏside
Ｏ｢そっか。…俺も、しゃべるの苦手だな。｣
N｢ふふ、それは知ってるよ。｣
いたずらっ子の笑顔でこちらを見てくる。
Ｏ｢なんだとー！｣
さすってた手を、くすぐりの手に変える。
N｢んふふ。くすぐったいって。｣
Ｏ｢ふふ、でもさ、ほんとに俺は和のことすごいなっておもってるよ。それは、俺だけじゃなくて、少なくともメンバー全員はそう思ってる。
司会とか、急に振られた話題にもペラペラ答えるし。
…だから、もうさ間違えても和なら珍しいと思ってゆるされるし、騙し騙しにやってみてもいいんじゃないかな。
…そりゃあ俺が間違えれば、何回目だ！って怒られるけどね。｣
N｢うん、そうだね。やってみようかな、騙し騙しに。…でも、大野さんは間違えすぎ。｣
いつもの和に戻った。
やっぱり、少し毒のきいた口調が和らしいや。
気づいたら、和の頭に手がいってて撫でていた。
子犬みたいな可愛い顔。
N｢ありがと…、大野さん。｣
Ｏ｢何よ、急に素直になっちゃって。｣
N｢ふふっ、やっぱ何でもなーい。おやすみ。｣
布団を上に引っ張ってるんだけど、同じ布団に俺もいるわけで…。
二人して布団をかぶるはめに。
真っ暗な中、お互いの顔を見ながら笑いあった。
Ｏ｢俺も…ありがと、和。｣
朝―
ナ(ナース)｢はっ、何やってるんですか？｣
N｢ふふっ、いいでしょー？あったかいんだよ？｣
ナ｢…本当に、仲いいんですね。｣
一緒の布団で寝てたら、ナースの子に勘違いされたみたい。
今日はもう家に帰っていいとの事。
Ｏ｢明日からだって、仕事は。俺も今日はoffだし、ゆっくり家に帰ろっか。｣
N｢うん。…あっ、お買い物して帰ろうよ。｣
Ｏ｢そだね、こんな休めるのそうそう無いし。｣
マネにスーパーで下ろしてもらい、買い物をする。
N｢何にする？今日のご飯。｣
Ｏ｢うーん、和病み上がりだしなー。消化のいいものがいいと思うんだけど。｣
N｢えー、ハンバーグがいいなー。｣
Ｏ｢…ま、いっか。体元気にするのも大事だしね。
よし！ハンバーグに決定!!｣
ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、人参…
その他、何日か分の食料を買いためて、帰路に着く。
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作者名：大宮ゆり | 作成日時：2019年3月28日 22時
