私という人間 (ページ3)

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これからどうしようかなーレンタルビデオ屋にでも行こうかなーと考えていると、うーるろんうーるろんという着信がなった。

あ、ギョンス。

「もしもし」

「もしもし」

「朝電話かかってたけどなに？」

「あー、頭痛薬どこにあるかなーって」

「普通に薬入れに入れといたけど。なに？もしかして二日酔いじゃないよね？」

「違う違う違う違う！！！生理生理！生理痛！」

「…嘘つかない。生理なわけないでしょ。この前生理痛で動けないから家来てって行ったのどこのどいつだよ」

はぁ、これはあれだ。お兄ちゃんにまで伝わってこれからギョンスで怒られるのにプラスして二重で怒られるやつだ。

「飲み過ぎるなっていっただろ？もう次僕が行くまで飲酒禁止。あとジュンミョニヒョンにも伝えとくから」

「ギョンス、飲酒禁止だけは！それだけは勘弁！」

「だめ」

だいたいさぁとそれから長々と続くであろう小言をギョンスが言い始める。

あー、眠い。眠すぎる。

どうにか睡魔に耐えてそれを聴き終える。

「じゃあ、僕もう行くから。今日ライブだから」

「知ってる、頑張って」

「うん。なんで知ってるの？」

「友達が行ってるんだって」

「ふーん。じゃあなおさらがんばろ。じゃあね、講義寝るなよ」

らじゃあーとけだるげに返答する。

言えない。
昼からの講義に出るのがだるくなったからソクジンにどうにかして私も出席したことにしといてとお願いしたなんて言えない！

口が裂けても！