2.休日の朝 ページ2
百合サイド
…七瀬家…
…朝か
ふと目を横に向ければ風呂に入っていく遙の姿
…また水着で入るのかな
なんて思いながら僕は起き上がって欠伸をした
それから何分経っただろうか
一向に出てこないんだけど…
すると玄関から「ハル〜!百合〜!」と呼ぶ真琴の声
どうせ開けなくても裏口から入ってくるので僕は返事をせずにまた欠伸をした
ドタドタと足音がして「あぁ!?」と言われた
真琴 「百合!!起きてたんなら返事してよ!」
百合 「…めんどくさいし…いつものことだろう?」
そう言うと,真琴は盛大な溜め息をついたが困ったように笑って「おはよう」と言った
百合 「おはよう…真琴」
そして,フッ…と笑った
暫くして遙が風呂からあがり,所謂裸エプロンみたいなのをした
百合 「…せめて服着ろよ…風邪引いたら僕,その間遙から離れるからね」
遙 「それは嫌だな…
着替えてくる」
そう言って遙は適当に着替えをすませ,毎朝のごとく鯖を作り始めた
真琴 「…ほんと,相変わらずハルは百合のこと大好きだねぇ…
それに,今日は梅煮なんでしょ?」
百合 「え,マジで!?
梅煮やっふぅぅぅu((ゴホゴホッ」
真琴 「嗚呼もう…叫ぶからだよ…
ほら大丈夫?」
百合 「うん…」
遙 「…百合,お前が発作起こしたら俺,ずっと傍にいられないから…」
そう悲しそうに遙は言う
百合 「…ありがと,遙」
そう言って僕はちょっと背が高い遙を背後から抱きしめた
真琴 「…っあぁ!?もうちょっとでバスが来る時間だよ!急いでハル!!」
遙 「もう出来た」
百合 「嗚呼梅煮…」←
真琴 「百合もそんな言ってないでさっさと食べてよ!!
今日は凛もくるんだよ!!」
そう…今日は休日
だけど凛の案で岩鳶水泳部と凛と似鳥君とかいう子と何故か僕という合計七人で,どっか行って遊ぼう!!というものだ
遙 「今日は凛が遊びの計画考えてるんだっけ…」
百合 「楽しみだなぁ…」
そう言う僕らの横で真琴は「ふふっ」と笑った
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侑(プロフ) - 忙しいんですかね…更新楽しみにしてますよ!あ、無理はしないでくださいね (2017年4月26日 13時) (レス) id: aaed000af5 (このIDを非表示/違反報告)
セバスチャン(プロフ) - 碧さん» 了解です!! (2017年2月26日 13時) (レス) id: a3cddf8454 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - セバスチャンさん» 更新してなくてすいません!!以後頑張ってできる限り更新します!! (2017年2月26日 13時) (携帯から) (レス) id: 7096e0dc28 (このIDを非表示/違反報告)
セバスチャン(プロフ) - 更新お願いシャッス (2017年2月26日 13時) (レス) id: a3cddf8454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:碧 | 作成日時:2016年12月24日 8時