先生×私。 Ryuhei ページ9
「んー、終わった♪」
4時間目の国語、古文とか必要ないでしょ…←
歩「ほら、今日もいっぱいだー、笑」
前の席の歩。
家も真向かいで幼なじみ。歩は大人っぽいのにどこかかわいらしくて。
男子には人気!なのにまさかの男はいらないってさ、笑
「何が楽しいんだろ、笑」
歩「Aは16年の付き合いだもんね、笑
でもさ、かっこいいからねー、隆平さん笑」
歩はそう言って視線を教卓に戻した
教卓にはクラスの女子16人中14人が大集合。笑
教卓に群がってるわけもなく←
その中心には笑顔な丸山せんせい…。
「でもさ、あの笑顔はめっちゃ困ってる笑顔じゃん笑」
歩「ほんとだー、笑
でも女子は気づいてないね、笑」
「4月の授業から毎回あーだよね、笑
これでー…5ヶ月?!笑」
高校1年生。
4月から新しい毎日だとウキウキしていた。
偏差値もそこそこだし、制服もかわいい。
人気の学校で倍率は2人に1人が落ちちゃうくらい。
でも私は歩と合格したくて。
そして、丸山…先生のいる学校に通いたかった。
「そういえば、章大さんは?」
歩「あー、デザイナーね笑
なんだかんだ楽しそうだよ?笑
あ、これはAのでこっちは隆平さん!」
歩は思い出したようにカバンから2つの小さな紙袋を出した
「ん?わ、かわいー♡」
私用に入っていたのはかわいらしいハンカチ。
オレンジの生地に派手なんだけど落ち着いたたくさんの花が描かれていた
歩「隆平さんはその柄のネクタイ♪」
私が感謝を言ったと同時にかかった声…。
?「Aー♪」
歩「丸山先生のお呼びですねっ笑」
目の前の歩は楽しそうにウインクをした
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@あらしん∞(プロフ) - あいかさん» ありがとうございます! (2014年2月22日 15時) (レス) id: 00ef5defdb (このIDを非表示/違反報告)
あいか - 更新頑張って下さい 応援してます (2014年2月22日 6時) (携帯から) (レス) id: 6d2785273b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りえむ | 作成日時:2013年11月18日 11時