[銀魂] ヤンデレ束縛土方くんpart2

47ヤンデレ ページ20

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神「ま、よ…っ、こんなっ…」


腹を刺された神楽はその場にうずくまり荒く息をしていた


土「ククッ…、A、あと少しで俺たちだけの世界だ…」


銀八先生は、今までに強盗を倒したとか、文化祭で変な男を倒したとか


数々の快挙を見せていたが、流石に人間


教え子が殺人を次々にしているこの現実を受け止めたくないらしく、

その場で瞳孔を開けながら立ちすくんでいた


僕も目の前の残虐な光景にどうしていいかわからず立ちすくむ


こうしている間にも、彼は次々に学友を刺し殺していく


時折、愉快そうな笑い声を発しながら


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土「あー…面白い、血だ、血…ほら、A、お前もこっちへ来い…」


その目に光は宿っておらず、

例えるのなら


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潤いを捜す獣____


その潤いはきっと僕で…


僕が行かないとみんな殺されてしまう

みんなの命か、僕の、自由か…


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貴「や、だっ…!土方くん、やだよ…っ」

震える僕を銀八先生が優しく後ろから抱きしめる


銀「心配すんな…お前ぇだけは絶対ェ護ってやるからよ」


耳元で囁く銀八先生


とても、とても…


愛おしかった


土「…なに、俺の女に触ってんだ…」


それを見た彼は、びっ、と目を細めナイフを持つ手を震わせる


銀「土方…こんなことしてAが喜ぶとでも思ってんのか」


土「うるせぇ…あとてめぇだけなんだよ」


そう言われて気づく、


周りには、殺された仲間の山、


そして、


今この場に、


彼と僕と先生しかいない、と___


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