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side Ryohei
三人でタクシーに乗り込み、辿り着いたのはAの家。
また目黒がAをおんぶして、俺は荷物を持つ。
阿部「鍵取るよ？」
「うん。」
結構しんどいのか、さっきまで散々文句を言ってたのにすっかり素直になった。
言われた部屋の前まで行くと、
「…ねえ、降ろして？」
目黒「え、いまさら？」
「やなの。見られるの。」
目黒「いや、ダメ。隠させないから。」
「ええ…」
阿部「はい、開けまーす。」
ドアを開けたら
結愛「おねーちゃんおか…あれ？」
阿部「妹さんかな？はじめまして。お姉さんと一緒にお仕事させてもらってる阿部と言います。
こっちは、目黒。」
結愛「知ってるよ！クイズのお兄さんと前髪のお兄さん！」
目黒「前髪って…」
結愛「お姉ちゃんが言ってた！」
「結愛それ言わないでよ…笑」
乃愛「何してんの〜？…ってえ？どうしたの！大丈夫？」
目黒「A、熱有るんで…」
乃愛「え…すみませんご迷惑おかけして…。」
阿部「いやいや、大丈夫ですよ！」
乃愛「あの、汚いですけど上がってってください。」
阿部「ありがとう。」
しっかりした妹さんだな…って思いつつ、上がらせてもらう。
目黒はそのままAの寝室に向かった。
乃愛「あの…姉泣いてましたか？目真っ赤でしたけど…。」
阿部「あぁ…よく分かるね。」
さすが家族、とも言うべきか。
乃愛「いえ…珍しいので。」
阿部「珍しいんだ…家族から見ても。」
結愛「お姉ちゃんが泣いてるの見たことなーい！」
一番下の妹さんと一緒に目黒もリビングに入ってくる。
乃愛「姉、絶対に人前で泣かないんです。
…うち、両親を事故で亡くしたんですけどそれでバタバタしてる時も一度も泣いてるところ見たことなくて…」
阿部「…ご両親いらっしゃらないの？」
乃愛「…姉から聞いてないですか？
三年前、旅行中に事故に遭ったんです。
親族の間で誰が引き取るか、という話になって私たちはバラバラの家に引き取られる事になりました。」
目黒「そんな…。」
乃愛「でも、姉がこう言ったんです。
"二人が大人になるまで面倒を見るから、
私に全部任せてください。"って。」
阿部「そうだったんだ…。」
乃愛「それからしばらくはバイトを掛け持ちしてやりくりしてたんですけど、流石に限界を感じてたみたいで…そんな時ジャニーズのオーディションが有ったんです。」
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麗乃(プロフ) - 私の名前と同じで一瞬どっちがどっちか分からなくなった笑笑 (2021年1月9日 20時) (
レス) id: 8bc64981a3 (このIDを非表示/違反報告)
少女 A.(プロフ) - 夢見ていた姉にせめても、と妹が見つけたジャニーズのオーディションを教えるっていうほうがしっくりくる気がする。自分達を育てる決意をした姉の昔からの夢をせめて叶えてほしいっていうことのほうがピンとくるし、しっくりくる。 (2020年8月29日 15時) (レス) id: 9363bf2bb2 (このIDを非表示/違反報告)
少女 A.(プロフ) - 両親がいなくて、妹を大人になるまで育てる、と決意した人間が一か八かのアイドルオーディションを受けるというのはピンとこない。大体、オーディションに合格したところで、妹を養い育てるだけのものにはならないだろうし、それから、昔からアイドルに憧れて、 (2020年8月29日 15時) (レス) id: 9363bf2bb2 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです亮平君と涼太君と翔太君寄りのオール担当です最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年7月1日 19時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
暗黒の中であんこ食う - ななこさんの意見の便乗。本番中 麗乃に天罰が降りますように！ (2020年6月24日 5時) (レス) id: 4aa9eb025b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱希
| 作成日時：2020年6月14日 18時
