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絶対に赤いであろう顔を見られたくなくて隠すように背中を向けると腕を引っ張られて反射的に振り返るとえぐの顔が目の前にあった
慌てて逃げようとすると顔を両手で挟まれ強制的に視線が絡んだ
江口「逃げんな」
貴方「っ…離して!」
江口「じゃあ背中向けないでこっち向いて寝て」
貴方「わかった!わかったから離して!」
この状況を打破できるならばと止むを得ずえぐの条件を飲むとすんなり離してくれた
くっそ…!悔しいムカつく!
だいたいなんで向かい合って寝なくちゃいけないの!?
江口「A」
貴方「なに…んっ…えぐ、まっ…!」
仕方なく向かい合ったはいいもののえぐの顔を見る事が出来るはずもなく俯いていると名前を呼ばれ、顔を上げると唇を重ねられた
どんどん深くなる口付けに抵抗しようともがいていると両腕を固定されしばらくすると服の中に手を入れ始めた
貴方「だから猫たちが見てるから…っ」
江口「暗くて見えない」
貴方「いや猫は暗くても見えるから!」
江口「A」
私の名前を呼ぶえぐは普段絶対見ないような余裕のない表情で鋭い目付きで私を見つめていた
江口「Aがただしたくないだけならもう1回腹殴るなり何なりして俺の事止めて。そうじゃないなら黙ってて」
貴方「っ…」
圧倒的オス感が漂うえぐに心臓は早まるばかりで抗えるはずは無かった
…なわけないでしょ!!!!
江口「ゔっ…」
抵抗しない私を見てもう一度唇を重ねようとするえぐのお腹に思い切りグーパンしてやると本当に痛そうにお腹を押さえていた
江口「お、思ってたのと違う…!」
貴方「おやすみ」
苦しそうにしているえぐを無視して布団の中に潜った
もちろん背中を向けて
無理無理無理死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!!
こんなえぐ知らない!!
心臓うるさい!!!
ダメだ私普通にできない。もはや普通がわからない。
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はっとり(プロフ) - サチさん» サチ様、コメントありがとうございます!やっと素直さが出てきましたね笑 今後も頑張ります! (2021年7月25日 1時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
サチ - 更新お疲れ様です!少し素直な感じでしたかね?夢主ちゃん。可愛かったです!続きも楽しみです(^^) (2021年7月25日 0時) (レス) id: 379e7fdd5e (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - チビチビさん» チビチビ様、コメントありがとうございます本当ですね(汗)教えて頂きありがとうございます! (2021年7月23日 23時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
チビチビ - 失礼します。 ページが急に245になってます。あといつも楽しく読ませてもらっています。 (2021年7月23日 15時) (レス) id: a1b8301d92 (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - ことみさん» ことみ様、コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです(><)これからも頑張ります! (2021年7月22日 22時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はっとり | 作成日時:2021年6月12日 21時