47cm差です5【江口拓也】

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貴方「お邪魔しま〜す」

江口「どうぞ〜」








えぐの家にくるの久しぶりだ
なんか…また散らかってない？？
だからなんでカップラーメンのゴミすぐ捨てないの








江口「適当に座ってて、カレーあっためてくるから」

貴方「その間に掃除します」

江口「あざっす笑」









全く…だらしないんだから

ゴミ袋を貰いそれにゴミらしき物をバンバン捨てていった
部屋が綺麗になった頃カレーが温まってきたのかいい香りがし始めた









貴方「いい匂い〜！美味しそう！」

江口「俺が昨日から汗水流して作った特製カレーだからな」

貴方「食欲失せる言い方すんな」









お玉で鍋を掻き回すえぐを横からボーッと見上げた

横顔が綺麗でムカつく。お顔がよろしくて。
その時目線を移したえぐと目が合いさり気なくサッと逸らした









江口「何見てんの」

貴方「は？見てませんけど？」

江口「見てたくせに〜熱い視線感じたもん」

貴方「見てませんけど？」

江口「いやいや見て「見てませんけど？」ハイワカリマシタ。」









先に折れたえぐにお皿の用意を頼まれて戸棚を開けると1番上の奥の方にカレー皿を見つけた

なんであんな高い所に…あぁ、えぐサイズだとあそこが取りやすいのか。



えぐにカレーから目を離させる訳にもいかないから仕方なくつま先立ちをしながら自分でお皿を取ろうと手を伸ばした

あとちょっとで指先が触れそうな時後ろからえぐがお皿を取ってくれた









江口「悪い、届かなかったよな」

貴方「はあ！？もうちょっとで届きそうだったし！」

江口「全然届いてませんでしたよ」









顔を真上に向ける私と逆に真下を向いてるえぐを睨みつけるとチュッと軽く唇が重なった
突然の事に驚いている私を放ってえぐはお皿を持ってご飯をよそいに言ってしまった









貴方「っ…何すんのハゲ！」

江口「だからハゲてねーよ！」

貴方「ハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲ」

江口「うるせーぞチビ」

貴方「はいカッチーン。殺す」

江口「いでででででででっ」









カレーをよそっているえぐの耳をこれでもかってくらいひっぱってやるとお皿を落とさないように頑張っていた









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