47cm差です5【江口拓也】

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貴方「帰って。絶対開けないから」

江口「俺って病人を笑うような薄情なやつに見える？」

貴方「うん」

江口「…と、とにかく開けろって！どうせ何も食ってないんだろ？色々買ってきたから」

貴方「やだ。こんなブサイクな顔見られるなら死んだ方がマシ」

江口「…」









ちょっと力が抜けるとその隙を見計らってか思い切りドアを引かれてその衝動でえぐに倒れ込んだ
顔をあげると目が合って慌てて背中を向けて顔を隠した









貴方「や…っ」

江口「A」









背中に体温を感じるとえぐに後ろから抱きしめられていてすぐ耳元で声が聞こえた









江口「ブサイクなんて思わねーよ」

貴方「…」

江口「可愛いよ。だからこっち向いて」









優しく安心する声が私を落ち着かせてくれた
見られたくない。でもそんな風に言われたら…


顔を隠していた手を離してゆっくり恐る恐る振り返った









貴方「………可愛い訳ないでしょ…バカ」

江口「いんや？めちゃくちゃ可愛いって」

貴方「絶対バカにしてる！」

江口「してないって、ほらまだ熱あんだろ？部屋入ろ」

貴方「あんたが外に出したんでしょーが」

江口「そーでした笑」

貴方「…………責任もってベッドまで運びなさいよ」

江口「はいはい仰せのままに〜」









家の鍵を閉めると私の体を軽々と持ち上げて寝室まで運びゆっくりとベッドに寝かせてくれた









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