47cm差です5【江口拓也】

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えぐもきっとこの人と同じ事思ってるだろうな
可愛い気も色気もないすぐ手を出す女だって









江口「…ははっ笑 こいつは結構可愛いし色気もありますよ」

貴方「！」

「へっ？」









その瞬間えぐに腕を引っ張られて唇が重なった
いきなりの事に驚いてフリーズしていると舌が入り込んできて慌ててえぐの体を押し返した
けど腰に腕が回ってグッと引き寄せられ後頭部を押さえつけられ抗えなかった









貴方「んん〜〜！！え、ぐ…っ、ふっ、ん…ッ」









いきなりなんなの…！？
元彼が見てる前でこんな…っ
あ、やばい…なんか力が入らない


そう思った時腰が抜けて足に力が入らずガクッと崩れ落ちた
床にペタっと座り込んで肩で息を整えながら口端に垂れた唾液を拭った









貴方「はぁ…っはぁ…っなに、すんの…バカ！」

江口「ほら、えろくないすか？」

「えっ…あ、いや…」

江口「でもこれ以上は見るの禁止なんで」

「っ…」









彼は少し顔を赤らるとどこか悔しそうな表情で楽屋を出て行った
未だに体に力が入らなくて座り込んでいるとえぐが私に手を差し出してくれた









江口「ほら」

貴方「…ありがとう」

江口「…」

貴方「…」

江口「…ごめん」









私の手を引っ張って立ち上がらせると優しく抱きしめてくれた
そして静かに謝るえぐに頭を横に振って背中に手を回した









貴方「私も…ごめん」

江口「可愛くないとか思ってない」

貴方「私だって付き合う前の方が良かっただなんて思ってない…っ」

江口「わかってるよ」









涙を流しながら訴えるとさっきよりも強く抱きしめてくれた
そんなえぐにすがるように強く抱きしめ返すと頬に手が添えられて唇が重なった









貴方「ん…えぐ…」

江口「A…Aは可愛いよ」

貴方「っ…知ってるし」

江口「あと割と色気もある」

貴方「わ、割とってなに！」

江口「ひひっ笑」









楽しそうに笑うとまたゆっくり顔が近づいてきて目を閉じた







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