47cm差です5【江口拓也】

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ピンポーンとチャイムの音がしてインターホンを確認すると大きすぎて見切れているえぐが映っていた








貴方「いらっしゃい！」

江口「お邪魔しまーす」








大きな買い物袋を2つも持って満面の笑みで笑うえぐを招き入れた








貴方「買い物ありがとうね」

江口「どういたしまして！おでんちゃんズにもいっぱい買ってきた！」

貴方「えっ、わざわざありがとう」

江口「ちゅーるあげてもいい？」

貴方「いいよ、1本ずつね」









えぐから食材を受け取って冷蔵庫に詰める私の隣でおでんちゃんズ達にちゅーるをあげ始めた
ちゅーる欲しさに可愛くオネダリをする3匹達にえぐはデレデレだった









江口「まじで可愛い」

貴方「でしょ〜？」

江口「もう結構大きいけどいつから飼ってんの？」

貴方「元々おばあちゃん家の猫だったんだけど5年前に亡くなっちゃって私が引き取ったんだ」

江口「そうだったんだ、もう皆結構歳いってる？」

貴方「うん、人間で言ったら80近いかな？」

江口「へ〜」









引き取り先が見つからないと保健所行きになるっていうからそんなことになるくらいなら私が引き取りたいって思ったんだ

5年前は私もまだまだ駆け出しの頃で金銭的に余裕も無かったけどどうしても3匹一緒に引き取ってあげたかった。ずっと一緒だったのに離れ離れは可哀想だしね









江口「お腹減った」

貴方「もうこんな時間だもんね」

江口「それもあるけど皆が美味しそうにちゅーる食べてるの見たらお腹減った」

貴方「なにそれ笑」









猫がちゅーる食べてるの見てお腹空くって…どんだけ食い意地はってんの笑








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