【文スト×暗殺教室】転校生はマフィアの潜入捜査官でした。

ツーブロックは寺坂以外大体やなやつ ページ5

『風間Aです、皆さん宜しくお願いします』


私は、3年D組の黒板の前で快活に微笑んだ。潜入捜査の経験上、こういった演技は得意だ。


・・・つか、此のクラス如何なってんの。教師も男子生徒もブサメンしかいねえ。


否、前職場でイケメンが多すぎたのか?



ってな感じで心の中で悪態をつきつつ、「どの学校から来たの?」「勉強得意?」とかいうありふれた質問に、当たり障りない答えを返して居た。



そして時間の流れは早く、もう昼休み。学食を食べ終わって校内をぶらついて居る時に、事件は起こった。



「君、転入生だね?綺麗な髪の色だ、僕と釣り合う容姿だよ・・・」



なんかツーブロックの変な男が髪触ってきた。



『あ、いえ、間に合ってますので』


私は顔では笑いつつも、取り敢えず全身から殺気を出しておく。



ほんと誰だよ此のナンパ男。髪型変だし。



「遠慮なんてしなくていいんだよ、さぁ僕の家に、小間使いとして奉公に・・・」



あ、駄目だもう我慢出来ない。



『人が優しく対応してたらイキりやがってなんだ手前！』



私は其のツーブロックイキり系男子をぶん殴った。



チュウヤ・ナカハラ幹部に仕込まれた体術を舐めるなよ！


後ろで4人位の男子が、「大丈夫か榊原！」とか云って騒いでる。


はぁ五月蝿い、無視無視。


さっさと立ち去ろうとすると、眼鏡をかけた一寸、否かなりアレな男子が喧嘩を売って来た。



「ギシシ、ねえ、この学校では上の者に対して発言権はないんだよ?君はそれを分かって・・・」



『うっせえキモ眼鏡！ﾀﾋね！』


そして私は、勢いでその場に居た男子四人を、全員チュウヤ・ナカハラ仕込みの体術で叩きのめした。


憤慨して立ち去る私には、


「マジかよ、あの五英傑を全員・・・」


「あの女、確実にE組行きだな・・・」


と云う囁き声は、耳に入らなかった。

フラグ回収乙でーすwww→←理事長って恐くない?

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