◆ ページ39
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HC「俺さ、Aと付き合い始めたんだ。」
静かな住宅街に風が吹いて
ジェノの、俺の、二人の髪を揺らした。
息を飲むようなこの静寂に突然落とした声を目の前にいるこいつは、
ジェノは、
どう思うのかなんて。
JN「.......は？」
ほらね。俺の予想通り一目瞭然だった。
俺だって表には出さないようにはしてるものの、心の中では正直にいうと、罪悪感が殆どを締めている。
��運命��
とは違う行動をして��運命��はきっと驚いてる。
JN「.....どういうこと？」
HC「どういうことも、なにも。ない。」
JN「...いつから？」
HC「昨日、俺が告白した。」
JN「.....」
これは本当だけど。
ジェノは合わしていた目を逸らした。
余裕を持ってるかと思わせる髪をかきあげる仕草だって、不意に見えた眉間の皺がこいつの感情を物語るには十分すぎる。
あぁ。俺、
まじで今、悪人詐欺師みたいな顔してんだろうな。
自分が欲しいからってこいつのペースを乱してる。
ダメだ...。同情してしまったら...。
次で勝つ。
そう意を決して息を吸った。
.
HC「A、なんか、寂しそうだったからさ。」
ぴくりと肩を動かしたジェノ
HC「だから、笑顔にしてやりたいなと思った。」
あぁー、サムいっ！
なんて言いながら肩に両手を擦りながら冗談ぽく笑ったけど、ジェノがそれにつられて笑うことは無かった。
JN「.......」
ジェノは本当に、本当にしばらくの間、ずっと俯いたままで口を開かなくて....
こんなん...訳ありでしかないじゃん。
そう思う。
ジェノはようやく胸を上下させると口を開いた。
JN「....そっか。」
.
ジェノは俯いていた顔を上げ、俺の目を、しっかりと見た。
.
.
JN「お前になら、任せられるわ。おめでとう。」
.
.
そう言って、
いつもの笑顔で笑った。
身体中に、心中に、
ゴングの大きな音が鳴り響いた。
HC「ぁあ...。」
やっとの思いで掠れて出た言葉。
ジェノのことが急に見られなくなって、踵を返した。
HC「それだけだから...」
やり切れない気持ちになって、
走る。
生まれて初めてだった。
ここまで心が虚しくなったのは。
HC「ダサすぎだろ俺....｣
あのゴングの音
負けたのは、どちらの方か。
運命の歯車は音を立てて崩れ始める。
ゆっくりと。
あぁ。A。
俺はこんな形でしかお前を奪えない。
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ほくほくスイートポテト男爵芋娘(プロフ) - さなこさん» さなこさんー！遅くなりましたm(__)m私もコメント読んでニヤニヤしてました笑笑もう、本当にお仕事でお忙しい中この小説を読んでいただいて、コメントまで....感無量ですTTこれからも性癖全開で楽しんでいくのでお付き合いくださいませ！笑お仕事お疲れ様です( ´ ▽ ` ) (2021年10月14日 13時) (
レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
さなこ(プロフ) - はじめまして、、仕事中に読んだのが間違いでした、、(仕事せい)にやにやが止まらず大変でしたこのご時世のマスクにはじめて感謝しました、、下の方の汗お似合いというコメント激しく同意します！これからもたのしみです！ (2021年10月12日 19時) (レス) @page49 id: a10af9d64e (このIDを非表示/違反報告)
ほくほくスイートポテト男爵芋娘(プロフ) - SFさん» SFさぁぁん！わー！おはよう御座いますー！朝一番にコメント読んで笑っちゃいました、が！とても分かりますヽ(；▽；)ノ本当に似合いますよね笑私も早くイチャイチャ書きたーいTTので更新スピード新幹線で頑張りますね(´∇｀)良い三連休を！SFさんありがとうございます! (2021年9月19日 5時) (レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - ううっ、、、今後の展開にウズウズします。早くイチャイチャが見たいです。でもこのもどかしい関係も大事ですよね、、わかります。ジェノくんって本当に汗が似合いますよね、（私の頭の中を垂れ流してすみませんww） (2021年9月19日 2時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
名無し87286号(プロフ) - SFさん» わぁぁあ！SFさん、おはようございます！全人類の希望ですよね！うわ凄い嬉しいです(Ｔ▽Ｔ)SFさんの期待に添えるように精一杯頑張ります(*´∀｀)コメントしていただいて本当にありがとうございました！！ (2021年9月17日 7時) (レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほくほくスイートポテト男爵芋娘 | 作成日時：2021年9月16日 2時
