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この状態でも少なからず会える人はいる。
その事実が嬉しくて、油断しちゃったのかな。
「...A？」
シュアオッパとの練習を終えて、事務所の廊下を歩いていると見えた人物。
...チャニだ。
「チャニ、！」
久しぶりの彼の姿に、思わず顔が綻ぶ。
「A、Aだよね...会えてよかった」
チャニはさぞかし安心したようにそう言った。
だけど一変、顔を強ばらせて近付きかけていた私との距離を離す。
「...ごめん、一応聞くけど...僕は？」
「大丈夫...だと思う、多分」
「そっかぁ...よかったぁ、」
チャニは身長は低めなものの筋肉もあるし肩幅も広い。男の人感は強いと思うけど...これもどうしてだろう。恐怖感はなかった。
私の言葉に安心してまた顔を緩ませたチャニが可愛くてこっちまで幸せな気持ちになる。
「シュアヒョンがね、同い年なら大丈夫かもって教えてくれたんだ」
そういうことか。
練習着のままで乱れた髪の毛のチャニは先程練習が終わったばかりなのか、スマホ片手に息を上げていた。
「終わって連絡もらって、急いで来たんだ...Aに会いたくて、」
「チャナ、ありがとうね」
「...あ、まって。でもここ普通にヒョン達も通るところだから...話すなら向こうで......」
チャニがそう言いかけたところで、突き当たりの方から足音と喋り声が聞こえてきた。
ばっと振り向くチャニ。いきなりのことで、私はただその場に固まってしまった。
「...っ、スングァニヒョン！」
チャナの視線の先には、同じく練習終わりのようなスングァンさん。
スングァンさんを見た時には、特に異変を感じることはなかった。
「.......っ、ぁ」
体の奥底からゾワゾワと迫りくる何かを感じたのは、スングァンさんの横にいた...バーノンさんと、目が合った時だった。
「Aっ、！ヒョン！下がって！」
言いようもないような不安がどっと押し寄せてきて、息が詰まる感覚に陥る。
クラっと視界が傾いた時には、チャニに抱きとめられていた。
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てこゆの(プロフ) - izu^^さん» 一日で！笑一気読みありがとうございます、、笑笑こちらこそ読んでいただけて嬉しいです！^^ (2020年12月2日 19時) (
レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
izu^^(プロフ) - 偶然この作品に出会ったのですが、楽しくて1日で6まで読んでしまいました！！素敵な作品ありがとうございます！！ (2020年12月1日 17時) (レス) id: 6a22bceaf6 (このIDを非表示/違反報告)
てこゆの(プロフ) - b_sr_mさん» えぇ！い、1番ですか...！？笑光栄ですありがとうございます(TT)(TT)励みになります〜！更新頑張ります！！！！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
b_sr_m(プロフ) - 占ツクで1番好きと言っても過言ではないくらい好きでいつも読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2020年11月29日 22時) (レス) id: 642656ffac (このIDを非表示/違反報告)
てこゆの(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます〜！！えぇ！とっても嬉しいです、、、！更新頑張ります！！ありがとうございます〜！ (2020年11月23日 9時) (レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：key
| 作成日時：2020年11月2日 21時
