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「A、」
「...はい」
「ごめん」
何がですか。
私の事を好きになれなくてごめん、ですか。
言いたいこと聞きたいことは沢山あるのに、全部口からは出てこなかった。
二度目のコラボステージの練習の日がやってきた。一度目と違って、一部に出る人しか来ず、それも別々に集まるため必然的に私はホソクオッパと2人きりになる。
集まって早々、彼と目が合ってぎこちない空気が流れた。
あれ以降オッパと顔を合わせるのは初だからそりゃ当たり前のことなんだけど。
ゆっくりと歩み寄ってきたオッパ。そして、冒頭に至る。
「ステージ、頑張ろうね」
「...はい。よろしくお願いします」
当たり障りのない会話を終えて、いくらかマシになったものの、それでもやっぱりぎこちない私達。
幸い二部と違って男女の絡みがあるような振りではないし、今日入ったところは1人ずつのソロと2人が並んで踊るところだけだ。
アイコンタクトをすることなく振り入れに没頭していたら、いつの間にか結構な時間が経っていた。
「今日はここまでかな」
先生の言葉に、一気に肩の力を抜いた。
「お疲れ様でした」
一刻も早くこの場から逃れたくて、急いで荷物をまとめて外に出ようとする。
「...待って、」
出ようとした。でも、それは叶わなかった。
腕を掴まれて動きを止められてしまったら、もう彼の方を向き直るしか方法はない。
「...なんですか」
謝るんだったら、私のこと好きになってくださいよ。...なんて、何考えてるんだろう私。
「...あのさ、」
その時だった。
遠くの方から足音が聞こえてきたかと思ったら、私達のいた練習室のドアが音を立てて勢いよく開けられた。
それはもう、壊れるんじゃないかって具合に。
「っ！Aちゃん！！」
すごい顔をしたジミンさんに、自分の名前を呼ばれる。
一体どうしてそんなに慌てているのか。...その時の私は、何も分かっていなかった。
「...これ、！」
チラッと見せられたネットニュースに映るのは、
「..............え？」
整形前の、私の顔だった。
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てこゆの(プロフ) - izu^^さん» 一日で！笑一気読みありがとうございます、、笑笑こちらこそ読んでいただけて嬉しいです！^^ (2020年12月2日 19時) (
レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
izu^^(プロフ) - 偶然この作品に出会ったのですが、楽しくて1日で6まで読んでしまいました！！素敵な作品ありがとうございます！！ (2020年12月1日 17時) (レス) id: 6a22bceaf6 (このIDを非表示/違反報告)
てこゆの(プロフ) - b_sr_mさん» えぇ！い、1番ですか...！？笑光栄ですありがとうございます(TT)(TT)励みになります〜！更新頑張ります！！！！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
b_sr_m(プロフ) - 占ツクで1番好きと言っても過言ではないくらい好きでいつも読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2020年11月29日 22時) (レス) id: 642656ffac (このIDを非表示/違反報告)
てこゆの(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます〜！！えぇ！とっても嬉しいです、、、！更新頑張ります！！ありがとうございます〜！ (2020年11月23日 9時) (レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：key
| 作成日時：2020年11月2日 21時
