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あの後収録を終えて帰ってきたTXTのみんなも盛大にお祝いをしてくれて、今度ソユンちゃんとユンジちゃんも入れてビッヒファミリーでおめでとうパーティーでもしようよ、だなんて言ってくれた。
ひたすら嬉しい。幸せだ。
レッスンを終えてぼちぼち帰ろうかなぁと身支度をしていると、ドアがコンコンと鳴った。
毎度毎度、律儀にノックしてくれるのはあの人ぐらいだ。
「ジミンさん〜!」
「お疲れ様、Aちゃん。」
バッと中に入ってきたのはやっぱり防弾の天使ジミンさんで、荷物をまとめている私を見るなりそのふにゃふにゃとした笑顔でこちらにやって来た。
なんでここに?と思ったのも一瞬で、ふっと視界が陰った。
「?なんですか、これ。」
「さあ?見てからのお楽しみ。」
なんだろうと頭に乗せられた何かを手に取って確認してみると、
「え、」
小さめなショッパー。この色に、この形。
これだけでも驚きなのに、チラッと中を覗いてみると、
「プレゼントだよ。」
日本でも韓国でも、世界中から愛されているお高めのブランドの、新発売のリップ。
欲しいとは思ってたんだけど、如何せん高くて...と困っていたところを、このタイミングで。
「いいんですか...?」
「勿論だよ。もうじきかなぁって前もって買っておいたの。」
「じ、じみんさぁん...」
なんて天使なのこの方。
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てこゆの(プロフ) - もえさん» わー!!嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2020年6月13日 21時) (レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 更新ありがとうございます!!こんなにハマった小説はじめてです!!!これからも応援しています! (2020年6月13日 17時) (レス) id: 43897485ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:key | 作成日時:2020年6月9日 19時