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一曲通し終わって、倒れ込むように地面に寝そべるみんな。

「A、ダンス上達した?」

「え!ほんと!?」

尊敬してるダンサーの1人であるヨンジュンが、私のダンスを褒めてくれた。

今まではビシバシ指導されていたけど今日は特に直すところないんじゃない?って、そんな風に言われたのは初めてでかなり困惑する。

「軸が全然ブレてない。すごい綺麗だった。」

「えー!!ありがとうヨンジュニ!!」

数日間練習室に籠りっぱなしで練習した甲斐があった。

昔は全然踊れなくて人前で踊るのすら怖かったのに、今では堂々と鏡を見て踊れるようになった。

スキルももちろん大事だけど、やっぱり自信が1番大事なんだよなぁ。

『誰かと比べるな、前だけ向いてろ。』

不意に昔のユンギさんの言葉を思い出して、本当にその通りだ、と頬が緩んだ。

「ていうか、ヌナの踊りって...」

呼吸を落ち着かせたボムギュが、空っぽになったペットボトルをゴミ箱へ華麗にシュートした。

「なんとなーく、ホソクソンベニムっぽくないですか?」

「え、」

「あー!分かります!アップダウンの感覚が一緒だなって思ってました!!」

「何となくわかるかも〜ヌナとホソクソンベニムの音の取り方一緒ですよね。」

予想もしなかった言葉に喉が詰まりそうになる。

いやいや、あんな天下のダンス王子様と似てるなんて...そんなこと。

確かに私がずっと尊敬しているのはホソクさんだし、この世界に入るきっかけもホソクさん。

だから参考にしてる部分は多いけど...いやいや。

「もっと上手くなったら完全に一致するかもしれませんね!!」

いやいやいやいや、と謙遜していると、ガチャっと空いたドア。

「みんな久しぶりー!!差し入れ買ってきたよー!!」

運良く、そこに居たのはホソクさんとジミンさんとジョングクさんのダンスラインのメンバーだった。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , K-POP   
作品ジャンル:恋愛
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てこゆの(プロフ) - もえさん» わー!!嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2020年6月13日 21時) (レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 更新ありがとうございます!!こんなにハマった小説はじめてです!!!これからも応援しています! (2020年6月13日 17時) (レス) id: 43897485ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:key | 作成日時:2020年6月9日 19時

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