検索窓
今日:4 hit、昨日:34 hit、合計:453,744 hit

128 ページ35

「ちょっと、」

「何?ってジョングガか。どうしたんだよ。」

「いや、あの人どうしちゃったんですか。」

あの人、そう言ってジョングガが指を指したのは負のオーラを全身に纏ったテヒョンア。

折角綺麗な顔をしてるのに、今日はそれが全て台無しだ。

「どうしたって...いやぁ、まあね。」

知らない、と言われたら嘘になる。

あの日の僕は寝てなんかいなかった。

もう少しで寝れるところだったのに、あんな一場面を見せられてしまったら嫌でも眠気が覚めてしまう。

テヒョンイがAちゃんの腕を優しく取って、何か囁いて、そのまま暗闇に消えていったあの日。

元々テヒョンイがAちゃんと2人きりで行こうとしていたナイトプールに、駄々をこねて連れて行ってもらった僕。

僕の珍しいお願いにテヒョンイも二つ返事でOKを出してくれたんだけど、元々この日にテヒョンイが何かをするつもりだったことは紛れもない事実で。

あー、抜け出したなぁ、告白かぁ、やるなテヒョンイ、付き合ったのかなぁ、なんて色々考えていたら2人は戻ってきた。

先を越された親友に少しの羨ましさを感じながらじっと息を潜めていたのだが、その時の空気感は行きとなんだか違っていた。

もしかして、振られた?

いやいや、まさかね。

...と思っていたんだけど、やっぱり振られたみたいだ。

僕的には良い感じだと思っていたんだけど。

Aちゃんってばかなり手強い女の子みたい。

恋愛ってよくわかんないな。本当に難しい。

129→←127



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (227 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
615人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , K-POP   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

てこゆの(プロフ) - もえさん» わー!!嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2020年6月13日 21時) (レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 更新ありがとうございます!!こんなにハマった小説はじめてです!!!これからも応援しています! (2020年6月13日 17時) (レス) id: 43897485ae (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:key | 作成日時:2020年6月9日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。