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「ヤー、テヒョンア。どうしたんだため息なんてついて。」
「ヒョン...すみません、今はそんな気分じゃないんです。」
Aちゃんに勢いで告白してしまってから数日後。
振られたのかな、とかどう思われたのかな、とか色々考えてたら寝不足になってしまった。
あの反応的に...まあ、可能性はゼロじゃないけど、今の段階ではどうも思ってなかったってことだよね。ねえ？
Aちゃんにその気がないことくらい分かってたのに、なんであんな風に急に迫るような真似をしちゃったんだろう。
久しぶりの撮影なのに肌の調子が悪いからメイクヌナに怒られたし、気分が上がらないのにジンヒョンにだる絡みされるし、あぁもう本当に災難続きだ。
「なんかあった？」
見かねたジミナが助け舟を出してくる。
「...いや、なんでもないよ。」
言えるわけないよね、こんなこと。
ぐーすか寝ちゃった親友を置いて部屋を抜け出したなんて言えないし、好きな人のすの字も知らなかった俺がいきなり告白したなんて言ったらきっとショック受けちゃう。
それもあの日に告白するなんて予定を立てていたわけじゃないし、夜景が綺麗でつい...なんて、本当に自分でも何を考えてたのか分からない。
いや、一つ屋根の下で手を出さなかっただけでも偉いか。うん、そういうことにしよう。
「何かあったら言ってね。」
なーんて、優しい笑顔で水を渡してくれるジミナ。
...あー、俺がこんな風にスマートな男だったら惚れて貰えたのかなぁ、なんて。
らしくないことも考えてしまった。
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てこゆの(プロフ) - もえさん» わー！！嬉しいお言葉ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年6月13日 21時) (
レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 更新ありがとうございます！！こんなにハマった小説はじめてです！！！これからも応援しています！ (2020年6月13日 17時) (レス) id: 43897485ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：key
| 作成日時：2020年6月9日 19時
