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...どうしてこうなった。
目の前には壮大なソウルの夜景と、ライトアップされて煌びやかに波立つプール。
チラッと視線をやると、そんな壮大なソウルの夜景にも煌びやかなプールにも負けない美男子が2人、優雅に肩を並べて談笑をしていた。
「Aちゃん？どうかした？」
「そんなとこいないでこっち来なよ。」
あまりの視界のハイレベルさに目眩がしそうだったとき、その景色の中心にいた美男子2人が私を呼び寄せた。
「テヒョンさん、ジミンさん...夜景、綺麗ですね。」
まさかのクオズサンドイッチが生で体験出来る日が来るとは思わなかった。
...ほんとに、どうしてこんなことになったんだっけ。
もう8月下旬だというのに、ちっとも気温が落ち着かない日々。
今日も今日とて蒸し暑いじめじめとした天気に、体よりも心が折れてしまいそうだ。
防弾少年団の皆さんは先週から長期休暇に入り、事務所にもほとんどやって来ない。...ただある1人、ユンギさんを除いて。
もちろん毎日来るわけじゃないけど、3日に1回は必ずやってくる。時間まできっちり分かる。夜9時から夜12時、決まってその時間に事務所にやって来て、作業室に籠って、日付が変わる前に帰っていく。
本当にあの人、音楽が好きなんだなぁ。休みなのに仕事してどうするんだ、とは思うけど。
たまーに遊びにやって来るテヒョンさんや、1人寂しく練習してる私に差し入れを持って来てくれるジンさん、そしてユンギさん以外とは全く会うことも無くなってしまった。
いつもこの事務所が和気あいあいとしているところしか見ていなかったから、それが少し寂しかったりする。少し...ほんとはかなり寂しい。
今日も1人かぁ、なんて少し感傷的になりながら事務所に向かっている時、ピコンとカトクの通知が鳴った。
なんだろうと思って見てみると、テヒョンさんからだった。
『明日の夜ナイトプール行かない？ナイトプールって言っても、ホテル借りて夜にそこのプール入るだけなんだけど！』
...こうして、冒頭に至る。
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てこゆの(プロフ) - もえさん» わー！！嬉しいお言葉ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年6月13日 21時) (
レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 更新ありがとうございます！！こんなにハマった小説はじめてです！！！これからも応援しています！ (2020年6月13日 17時) (レス) id: 43897485ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：key
| 作成日時：2020年6月9日 19時
