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ハッとHの列を見るのもなんだか怖くて、慌てて近くにいたソユンちゃんに話しかけた。
「ソユンちゃん何だった?」
「Aちゃん!私はね...」
と、ソユンちゃんがぴらりと私の方に向けた紙には小さくHと書いてあって、思わず目を見開く。
「え!?私も一緒!!」
「えっ!?一緒!?やった!!!!」
まさかソユンちゃんと一緒だとは思わなくてかなり嬉しい、いやめちゃくちゃ嬉しい。
2人してキャッキャと抱き合って喜びを噛み締め合って、落ち着いたところでHグループをちらっと見る。
そこにいた人物が目に入ると私ははっと息を飲み込んだ。
「ど、どうしようソユンちゃん...Hチーム...」
「え?...ぇ、」
慌ててソユンちゃんに報告すると、彼女も彼女でそのグループを見た瞬間に大きく目を見開いた。
「び、bts...?」
どんな神様のいたずらか、Hチームには世界のBTSメンバーが4人も揃っていたのである。
「ヒョンと一緒でよかった!!」
「マジでお前となるとは思わなかった。」
そう笑顔で兄にちょっかいをかける防弾の天使ことジミンさん。そしてそんなジミンさんを軽くあしらう塩男と見せかけてのarmyには甘すぎるシュガーさん、いやシュガさん。
「にひ、すごい偶然。」
そして口を四角くして可愛らしく笑う世界ナンバーワン美貌のテヒョンさんに、そんなテヒョンさんに無言でくっついて笑ってる黄金マンネのムキムキうさぎことジョングクさん。
「...こんなことある?」
最近になって自分の運気が異常に高まってる気がする。
ここに来て、今まで頑張ってきた報いがものすごい勢いで返ってきてるのか?
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てこゆの(プロフ) - ?めぃろ?さん» コメントありがとうございます!!(TT)お褒めの言葉嬉しいです!私も現実感を意識して作った物語なのでそう言って頂けて嬉しいです〜!! (2021年4月26日 17時) (レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
?めぃろ?(プロフ) - アイドル系の小説って、夢主が完璧すぎてどうしても引っかかってたんですけど、こういう現実的な小説を求めてたので、すごい嬉しいです。 (2021年4月26日 16時) (レス) id: a284f3be6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:key | 作成日時:2020年5月12日 19時