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「ごめんね、びっくりしたよね。」
私も一応160後半あるんだけど、177のJｰHOPEさんとは結構な身長差があった。
だからかJｰHOPEさんは膝を追って私の目線に合わせて会話してくれるし、なんだろうこの溢れる良い人オーラ。
止まらない涙に慌てて手で拭き取ろうとするも拭ききれるはずがなくて、そんな私を見たJｰHOPEさんが私の手から先程のハンカチを抜き取って私の目に当ててくれた。
「遠慮しないで使っていいよ。返さなくても大丈夫だから。」
なんて素敵な人なんだろう、と思った。
トップアーティストってやっぱり心も綺麗なんだろうか。
恐る恐るハンカチを使って涙を拭い、やっと落ち着いてきたところで私は初めて言葉を発した。
「あっ、ありがとうございます...。」
緊張して震えまくっていた声だったけど、JｰHOPEさんにはちゃんと届いたのかニコッと笑顔を見せてくれた。
「頑張ってね。いつかデビューしたらまた会おう？」
社交辞令だとは分かっていたけど、その言葉がどうしようもなく嬉しかった。
キラキラしたオーラを身に纏い颯爽と廊下を歩いていくJｰHOPEさんの背中を見て、憧れの気持ちがいっそう強まった。
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てこゆの(プロフ) - ?めぃろ?さん» コメントありがとうございます！！(TT)お褒めの言葉嬉しいです！私も現実感を意識して作った物語なのでそう言って頂けて嬉しいです〜！！ (2021年4月26日 17時) (
レス) id: bebd489c5d (このIDを非表示/違反報告)
?めぃろ?(プロフ) - アイドル系の小説って、夢主が完璧すぎてどうしても引っかかってたんですけど、こういう現実的な小説を求めてたので、すごい嬉しいです。 (2021年4月26日 16時) (レス) id: a284f3be6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：key
| 作成日時：2020年5月12日 19時
