隠れマジメ系男子の彼女って【njsj】

＞学校での君は ページ5

捏造しかない！！！



＿

剣持side



僕の通っている学校は、私立の中高一貫校。


何かしらの分野で秀でている者が集まる。



陸上、ピアノ、語学、研究などなど。




僕は学業と剣道。




まぁそんなのはどうでもいいんだ。




僕の彼女の話をしよう。





黒く艶やかな長い髪を低く結い、淵の細い眼鏡。

スッとした鼻筋に赤く染まった唇。

目元にあるほくろ。

そんな端正な顔立ちに、少し高い背丈に痩せすぎてない体。





さすが入試首席合格者とでも言おうか。

毎度の定期考査で学年一位をたたき出す圧倒的な学力。

研究課題や、作文などの分野でも何かと賞を取っている。




そして何より、陸上だ。


彼女は中一の頃から陸上部であって、3000m障害と200mを主に専門としている。

つまりだな、長距離も短距離も行けるということだよ。


大会の時は3000m障害だそうだが、200mも県体に出れるほどの実力があるらしい。




とまぁ完璧という言葉が似合う僕の彼女だが………





「A、ちょっと写真撮ってくれない？」


『うん！勿論！』



『ちーず！』




『あっ、ごめん内カメだった』







『このハンドクリーム可愛い！』


「そうそう〜、昨日買ってもらったの！つける？」

『いいの！？欲しい！』



『…なんかいい匂いするんだけど誰か香水つけてるの？』



「それ今あなたが付けてるハンドクリームの匂いなのよ」







「ぶっちゃけさ、剣持？とかいう彼氏とどこまでいったの？」


『ん〜、えっとね、大阪！たこ焼き食べた！』






言わずもがな、ド天然である。


頭がいいのかアホなのかよく分からないが、




そんな彼女が大好きだ

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