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ym side
今日は一段と冷える。
お天気のお姉さんがそう言っていたからなのか、俺も朝から冬の寒さに震えていた。
「新しいマフラー？」
「うん。最近寒くなってきたから」
流石ちぃ。いつも俺の変化に気づいてくれる。
グルグルに巻いた新品のマフラーは何処かまだ使い慣れてなくてチクチクするが、以前まで使っていた使い古したものよりずっと温かく感じる。
「いいじゃん」
「あんがと」
教室へ着くと、ドアを開けた後、何故かちぃがそのまま立ち止まった。
「…涼介。やっぱりさっきの撤回する」
「なんの事？」
「…はぁ、…ついにここまで来たか、」
「え、なになに、？」
「おう！山田、知念。おはよー」
中から聞こえたのはちぃの髪でよく見えないが、確かに彼の声。
中入らないの？と声を掛けるが、ちぃはまだ頭を抱えていた。
「大ちゃんおは、」
目の前の小さな背中を押しつつ、ようやく教室に入ると、彼の姿が目に入る。
「「あっ、！」」
彼と二人してお互いを指さし声を上げた。
あれだけ周りから似ていると騒がれていた男が、俺と同じマフラーをしていたのだ。
「ふははっ、こんなことあるんだな、」
「やべぇ、笑いとまんねぇわ」
ここまで気が合ってしまうと笑わずにはいられない。朝からそれはもう楽しくて、写真撮ろうぜ！とカメラを起動させると、同じマフラーを着けたまま二人でとびっきりの笑顔を残した。
「お揃いのキーホルダーにマフラーまで…。全くどこまで同じなんだか、」
「ちぃも一緒に撮ろ！」
「え、僕は別に…」
「ほら、早く！」
「っ、ちょっと…！」
苦笑するちぃも巻き込んで、今度は三人で。寒さも忘れてしまうほどの笑顔で。
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Mii(プロフ) - レスありがとうございます！公開の日が来るまで楽しみに待たせていただきます(^-^) (2021年1月27日 23時) (
レス) id: eb6e9cfbd6 (このIDを非表示/違反報告)
pinpon.(プロフ) - Miiさん» 大変遅くなり申し訳ありません！ありがとうございます！只今パスワードの掛かっている作品は公開しておりません…。作者気まぐれ野郎なので、まだまだ時間が掛かると思いますが、ゆっくり公開して行こうと思います！把握お願い致します！(TT) (2021年1月27日 16時) (レス) id: 671fd6fae5 (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - こんにちは！pinpon.さんのお話楽しく読ませていただいてます！他の作品も読みたいので、よかったらパスワード教えていただけませんか？これからも応援しています！ (2020年12月26日 11時) (レス) id: e2f37fc92c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pinpon. | 作成日時：2020年11月26日 15時
