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ym side
どうやら、俺は彼と似ているらしい。
「有岡ー。おーい。あ、り、お、か、」
後ろから彼の名前を呼ぶ声が聞こえて周りを見渡すが、その姿は見えない。
もしかして、と思い振り向くと、その相手は間違いなく俺の方を見ていて、驚きの表情を浮かべていた。
「って、あれ、山田か。すまんすまん間違えた」
「いや、別に平気」
間違えられた回数を指を折って数えていたはずだが、いつの間にか両手を越えてしまい、遂に諦めた俺はこれで何回目か分からなくなってしまうほど。
慣れというのは怖いもので、最初はあんなのと間違えるな！と腹を立てていたのに、今では何とも思わなくなった。むしろ、ああまたか。まあいいけど、と悟りの境地まで行ってしまった。
それは彼も同じようで、よく俺に間違えられるらしい。とは言え、俺は友達が少ないから、その回数は俺に比べて少ないようだけど。
「今、また山田と間違えられた…」
「俺もお前と間違えられたとこ」
背格好と髪型だけで見たら確かに後ろ姿は似てるかもしれない。いつも同じタイミングで髪切りに行ってるし、まず美容室が同じだし。
「僕からしたら何が似てるのか分かんないけど」
「まあ俺らのこと一番よく知ってるの知念だからな」
「残念でしたー。僕が見分けつくのは涼介だけですー。大貴はその他大勢」
「おい！せめて友人Aとかにしろよ！」
だけど、やっぱり俺も似てないと思う。
「ふははっ、お前それでいいのかよ、」
「全く、大貴は欲張りなんだか控えめなんだか…」
俺は、こんなに人を笑顔に出来ないから。
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Mii(プロフ) - レスありがとうございます！公開の日が来るまで楽しみに待たせていただきます(^-^) (2021年1月27日 23時) (
レス) id: eb6e9cfbd6 (このIDを非表示/違反報告)
pinpon.(プロフ) - Miiさん» 大変遅くなり申し訳ありません！ありがとうございます！只今パスワードの掛かっている作品は公開しておりません…。作者気まぐれ野郎なので、まだまだ時間が掛かると思いますが、ゆっくり公開して行こうと思います！把握お願い致します！(TT) (2021年1月27日 16時) (レス) id: 671fd6fae5 (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - こんにちは！pinpon.さんのお話楽しく読ませていただいてます！他の作品も読みたいので、よかったらパスワード教えていただけませんか？これからも応援しています！ (2020年12月26日 11時) (レス) id: e2f37fc92c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pinpon. | 作成日時：2020年11月26日 15時
