キスをしようか ×ym

＊ ページ25

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それは、スローモーションのようだった


ゆっくりと、JUMP1の高身長が
小柄な絶対エースを抱きしめる……


ただ単に
俺達が動けなかっただけかもしれないけど、
雑誌で見るよりもずっと綺麗で、


……お似合いだと思ってしまった



その後、追い討ちをかけるように、
膝まづいた裕翔が山田の手の甲に唇を付ける





「……あら、ダイターン」





その姿を見て、
伊野ちゃんがかわかうような言葉を声に出した

それは何とも棒読みで、
顔を伺えば、面白くなさそうなそんな表情





「……あ、大ちゃん。知ってた？」





でも、その表情はすぐに変化を見せ、
今度は虫も殺せない笑顔





「山田ってね、」





だけど、それは挑発してるようにも見えた


警告。ライバルは裕翔だけじゃない







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＿＿＿可愛い声で鳴くんだよ？

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