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番外編 ページ8

Aちゃんがトリップしたあとの話です。めっちゃ短い。

花視点

今でもあの時のことを鮮明に覚えてる。横断歩道を渡っていたAに信号無視した大型トラックが突っ込んできた。私はAのことを呼ぶことしかできなかった。

だが

とても不可解なことが起こった。
トラックに跳ねられたはずのAの身体が消えた。周りを見回してもAがいない。
周りにいた人もざわざわしていた。

なんで?Aの体が消えてしまったの?

このことはメディアにも大きく取り上げられ、大ニュースとして世界に広まった。
世界ではいろんな説が呟かれた。

「彼女は超能力者だったんじゃないか」

「トラックに跳ねられたときそこだけ時空が歪んだんじゃないか」

「人間が突然消えるなんてありえない。犯人が遺体を持ち去ったのを誰も見てなかったのでは?」

など。

3つ目はありえない私がこの目で消えた瞬間を見たのだ。
まるでファンタジーの世界の話のようだが現実でそれが起こってしまったんだ。

あれから私はショックで立ち直れなくなり引きこもってしまった。
受験生というのに学校にも行かずあのときに事件を見返してばかりいた。
周りの心配する声なんかもう耳に入ってこなかった。

もしこれが神隠しなら私の大切な物を引き換えにしてでもいいからAを返して欲しい。

もう一度楽しい日々が戻ってきて欲しい。



…そんな事、願っても叶うはずないのに。




いつものように部屋にこもっていた時ふとAが言っていたことを思い出した。

『ねぇねぇ、花しってるかい?サイトで見たんだけどトリップって交通事故にあったら行けるらしいぜ。』

正直バカバカしかった。
そんなの異世界転生アニメでよくある話でしかないと。

だけどあのとき起こった不可解な事件。
今日は...Aの好きなタートルズの放送日。


咄嗟にテレビをつけた。

こんなのただの予想でしかない。

けど

Aのトリップが本当に成功しているのなら

いるはずなんだあの世界に









「あ.........。」

見つけた。




画面にヒロインと話すAそっくりのキャラクターが写った。


「なぁ、嘘だろ。A。」


作者から
こんにちは作者のmaoです。
長い期間の間更新を停止させてしまい申し訳ありませんでした。
勉強などで忙しくなっており、これからはあまりこちらで活動ができなくなると思いますがご了承ください。

終わり ログインすれば
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シヲリ - すごく面白いです!ミュータントタートルズ好きなのでどうか更新頑張って下さい! (2019年10月13日 16時) (レス) id: ec5fa9b38e (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - この物語の主人公…私か?(マジ顏)続きよろしくお願いします!! (2019年10月13日 14時) (レス) id: d29703dc0a (このIDを非表示/違反報告)
ことぶ - 面白いです!この小説、普通に好きです! (2018年10月6日 23時) (レス) id: c2b6737579 (このIDを非表示/違反報告)
二丁拳銃 - がんばれファイト! (2018年9月1日 16時) (レス) id: b5e4f84778 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mao | 作成日時:2018年8月26日 18時

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