あとちょっと ページ9
朝食は自宅ではなく、ポアロにてモーニングセットをいただいている。
ミートボールとキャベツのミルクトマト煮、そして半熟ケーキ。まだ梓さんも来ていない時間帯なのに、お邪魔してしまって良いのだろうか。
「どう？」
「美味しいですね
でも安室さんって洋食の技術も高いんですね」
「好きなのは日本食だけど
調理方法とかに幅が出るからね」
「そういえばこの前フランベしてましたしね」
「なかなか上手くいったよな」
「日本酒でもあそこまで上手にいくんですね」
モーニングを食べ終わり、そんなことを話していると、梓さんが出勤してきてその後にコナン君と蘭さん、少年探偵団が続いた。
どうやら何かの推理ショーを始めるみたいだ。
ここ最近、特製ケーキが溶けてしまっている原因がわかったらしく、結局はタクシーとの無線の周波数が一致して電気ケトルが起動、冷蔵庫に熱気が流れ込み溶けてしまったとのことだった。
そして推理ショーの次は安室さんの半熟ケーキお披露目会が始まった。
説明聞いてるみんなが可愛いなと思っていたら、毛利さんが来店なさった。
そして試食会へ、そして食レポと続いたところで回覧板が回された。東京サミットの話題、そういえば来月だったなと思いだしていると、安室さんがその日はポアロを休みますと梓さんに言っていた。まぁ本職ですしね。
「ねぇ、Aお姉さんも？」
「もちろん」
「じゃあ僕も行っちゃおうかな」
「だめだよ、コナン君来ると爆発するかもしれないじゃん」
「なんだよそれ」
「あ、安室さんポーにケーキあげないでくださいね」
「…ポー専用作ったのに」
「サミットに向けて絞ってるんです
元太くんに与えてください」
「あれ？いつも絞ってたっけ？」
「いつもは企画された警備以外なんです
正式な仕事じゃないんだよ」
そういうと主犯は苦笑いしていた。
ポー専用のケーキは、元太くんが平らげていた。たぶん彼には味の違いはわからないだろう。
皆に別れを言って、ポーと共に警視庁へ向かう。
攻撃訓練なども行うのだが、メインは筋力トレーニングだ。東京サミットは、水を使った設備もあるということなので、プールも使い訓練する。
通常、犬は息を止めることを知らないが、ポーは小さい頃から訓練しているのである程度潜れる。プールに対象物を沈め、レトリーブする訓練等を行っていると、ポーのお嫁さんのハンドラーさんがやって来た。
「さすが、KGBに認定された犬種なだけあるな
でもここまで育てた柏木も凄い」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 808人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おもち(プロフ) - 続き待ってます！頑張ってください！ (2020年6月7日 11時) (
レス) id: da120451b3 (このIDを非表示/違反報告)
花束 - 面白いです！更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2020年4月22日 2時) (レス) id: 214425843c (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 更新する予定はありますか？好きな作品なので待ってます。 (2019年5月27日 19時) (レス) id: aff190880b (このIDを非表示/違反報告)
ルート(プロフ) - 北海道大変でしたもんね…本当このお話テンポが自分好みで面白いです！次の更新まで読み返しながら楽しみに待ってます！無理はなさらないでくださいね！ (2018年12月28日 17時) (レス) id: e7cea7fca8 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます。訂正しました！ (2018年7月30日 7時) (レス) id: af792d1093 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：零 | 作成日時：2018年6月1日 23時
