22-7 サッカーボールは凶器 ページ19
電話を終え避難場所に戻り、しばらくすると刑事たちが騒がしいことに気がつく。事情を聞くと、謎の爆発で軌道が変わったカプセルが避難所に落下するらしい。
謎に爆発って、もしかしなくてもあの2人?
大型人員輸送車の誘導を手伝っていると、情報が錯綜したのか、一般車両がこちらに避難しようとして、2つの道路が渋滞状態だという情報が入った。
「なんとかしてくれるとは思うけど」
あの2人のことだから…
だが、目視できているカプセルは、お得意のサッカーボールでどうにかできる物でも無いような気がする。
今は自分にできることを、と思いつつ避難誘導の手伝いをしているが、確実に間に合いそうにない。
目暮警部の姿を見かけたので、輸送車で送るよりも、エッジ・オブ・オーシャン内で被害が少ない方に人を寄せた方が得策ではないかという話を持ちかけると、警部も賛同してくださり、輸送車が間に合いそうにないエリアにいる人を、なるべく安全なエリアに移動することが決定した。
聞きなれたエンジン音が聞こえたのは、エリア確保のため下見をしていた時だった。
下見した所を借りていた無線で目暮警部に伝え、エンジン音がしていた建設中のビルが見えるところに移動する。
恐らくだが、RX-7であの建設中のビルから飛び出すつもりだろう。そうすると着地場所は、国際会議場。そこまでわかると、国際会議場に向けて走り出すが、何日間か寝ていたため思うように体が動かない。
向かっている途中で、サッカーボールによりカプセルが軌道を変え、花火が夜空に大輪を咲かせた。
キック力増強シューズの威力だろうが、どんだけ強力なのさ。なんだっけ、最初の方は電気でツボを刺激して潜在能力を引き出すみたいな…コナン君こわ、将来は足ゴリラ決定だね。
重い体で頑張って国際会議場に着くと、ちょうどコナン君が出てきたところだった。
「あ、コナン君」
「Aさん!
蘭たちが何処にいるか知らねぇか?」
「避難誘導が間に合ってなかったから、カジノアワー周辺にいると思うよ
はい、これ警察の無線」
「サンキュー
あ、安室さんはまだ上にいると思うぜ」
「ありがとう
毛利さん達のことよろしくね」
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カプセルの軌道が変わる前。
「ねぇ…前から聞きたかったんだけど、安室さんの本命って?
Aお姉さん以外にも彼女いるの?」
「僕の本命は-----かな
ちなみに愛人は-----、あとは任務だよ」
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おもち(プロフ) - 続き待ってます!頑張ってください! (2020年6月7日 11時) (レス) id: da120451b3 (このIDを非表示/違反報告)
花束 - 面白いです!更新楽しみに待ってます、頑張ってください! (2020年4月22日 2時) (レス) id: 214425843c (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 更新する予定はありますか?好きな作品なので待ってます。 (2019年5月27日 19時) (レス) id: aff190880b (このIDを非表示/違反報告)
ルート(プロフ) - 北海道大変でしたもんね…本当このお話テンポが自分好みで面白いです!次の更新まで読み返しながら楽しみに待ってます!無理はなさらないでくださいね! (2018年12月28日 17時) (レス) id: e7cea7fca8 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます。訂正しました! (2018年7月30日 7時) (レス) id: af792d1093 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2018年6月1日 23時