警察庁様の仰せの通りに（弐【名探偵コナン】

22-5 なんでも乗りこなす ページ17

その後、訪ねてきた境子と調査報告書について若干険悪なムードになったが、話は事務員のことに移り、コナンがわざと尋ねると境子が声を荒げる。
ポーが様子が違う境子を警戒し、コナンと境子の間に割って入る。

コナンはなおも、境子の元事務員である羽場二三一のことを聞き、その羽場こそが安室が●殺に追い込んだ相手だと知る。
その後も話を続けたが、小五郎が不起訴になったことを聞いたという境子は、もう自分は用済みだと言い事務所を後にする。白鳥もノーアについて調べており、NAZUに捜査協力を依頼していること、無人探査機はくちょうの着水ミッションとサミットが重なっていることを伝え、苦笑いをして去っていく。

全てのピースが揃い、頭の中でそれらが組み合わさった瞬間、緑にNAZU不正アクセス事件の詳しい資料をスマホに送るよう頼むと、コナンはポーとともに事務所を後にした。



ポーに乗り走っていたコナンは、後ろからRX-7が来たことをエンジン音で知り、ポーと一緒に歩道に避けると、車も路肩により停車する。

「僕が来ることがわかっていたようだね
というか、なんでポーに乗ってるんだい？」
「スケボーが壊れたから、Aお姉さんには内緒だよ
…最初に違和感に気が付いたのは、あの時だよ」

自分のスマホに遠隔操作アプリが入っていたことを告げ、犯人に会うことと、動機が安室達であることを伝える。安室が言った、去年の今日という単語に安室とコナンが同時に復讐が終わっていないことに気が付く。
再び、ポーに乗って走り出したコナンの後をRX-7が追う。しかし交差点に差しかかろうとしたとき、IOTテロが発生し暴走した車が行く手を阻む。
その後、乗用車からコナンとポーを守るためにRX-7が激突したりしたが、無事に警視庁付近にたどり着いた。警視庁に行くまでに、NAZUのコードが書き換えられており、このままではカプセルが警視庁に落下するとの連絡が入っていたので、警視庁の前には大型人員輸送車が止まっており、人が乗り込んでいる。

人の流れに逆らい、ある建物に入ったコナンとポーに安室は、直ぐに犯人を捜しにかかる。
人波の中に、一人だけスマホをみながら歩いている男がいた。
コナンはポーに指示を出す。ポーはその男の裾を噛み、その反動でスマホが手から落ちる。それを拾安室が拾い、コナンは犯人の日下部誠に自分の推理をぶつける。
推理の途中に、ポーを振り払っていた日下部は、安室に突進しスマホを奪い逃走する。


「ポー抑えろ！」

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