8話 ページ10
??「生き残れ？正しい選択??」
「あぁ。」
『私達が知ってるのはこれだけなんだ…』
??「それにしてもこんな現実離れした話…」
『マンガとか…アニメなら理解出来るけどね』
「そうだな……」
??「ま、まぁあんたらが犯人じゃないことは分かったよ！」
「そうか…ありがとう」
??「じゃあ早速でわりーんだけどこの手錠外してくんねーか？」
『もちろんだよ！』
そういったものの十分高そうな手錠だ……
「うむ。もう少し待っててくれ…」
よく調べてみると鍵穴が見当たらない。
『鍵穴がない…』
「まさかこの手錠外すことが出来ないのか？」
『そんな！』
??「そう言えばお前らの名前聞いてなかったな。あんたらなんていう名前なんだ？」
「俺は新村コウだ。」
『私は如月Aだよ^^』
??「ふーん
私は神木リツ」
『リツちゃんか！』
リ「あぁ！気楽に呼び捨てで読んでくれ!!!」
「俺もコウでいいぞ」
『なら私もAでいいよ！』
リ「おっけー
じゃあさ…」
リツが何かを言いかけた時だった。
ウーウー
『な、なんの音？！』
「サイレン…」
リ「お、おい!!!!あれ!!!!」
『な、何あれ』
気がつくと部屋の中央にあるディスプレイが怪しく光っていた
そこには何か文字で表示されている。
『イブプロジェクト?何それ……』
ウーウー
またサイレンが鳴ったあと不気味な声が聞こえた
«只今から実験を開始します!!»
リ「はぁ？実験？」
«今から30分以内にこの部屋を爆破します!! »
『え？！爆発？！』
リ「マジかよ!!!!」
「実験とはどういうことだ」
«それでは脱出扉を解放します！»
ガチャ
«その扉を使えばすぐに脱出できます!!»
(ということは今から脱出すれば
俺達2人だけは確実に助かるというわけか……)
«その少女を助けるのもよし。
助けるずに自分達だけ脱出するのもよし
どちらを選択するのも自由です»
「おい！お前らは誰だ!!!!
何のためにこんなことをするんだ」
«質問は受け付けません。
……新村コウ……
それではカウントダウンスタートです»
すると壁に設置された
ディスプレイには、
「残り30分」と表示されていた…
リ「おいおい!!ちょーやべーじゃん!この状況!!私早くここからでないと死んじゃうんですけど!!」
『「…」』
リ「頼む!!!!
A!!!!コウ!!!!どうか私を見捨てないでくれ！助けてくれよ！お願いだ！」
リ「頼むよ…」
貴方は、どうする?
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作者名：サリ | 作成日時：2018年7月30日 4時
