7話 ページ9
??「うーん…
おめー嘘ついてるだろ」
『えぇ？！
こんな状況で嘘ついても意味無いよ!!!!』
??「そりゃそうか……」
その子はようやく納得したようだ……
「あとひとつ言い忘れたことがあるが……」
「俺達と会うのは初めてだよな？」
??「え…初めてだと思うけど…」
『どうしたの？コウ君』
「実は…俺の夢にお前が出てきたんだ…」
??「はぁ？どういうことだよ」
「どういうことって、そのままの意味だが」
「それにこれ」
すると先程拾った写真を見せた
??「この写真…私じゃん…しかもお前もいる…でも、こんな写真撮った覚えないぞ…」
『私もだよ……』
??「一体何が…」
「あとこれも…」
するとまた先程拾った写真を見せる
??「これあんただよな…あんたも」
「うむ…俺もこの写真を撮った覚えがない」
「それにこの虹色頭の男も知らない。」
??「……」
『つまり，私達は同じ時期に記憶が抜けてるって可能性があるんだよね……』
「そうだ」
??「記憶喪失ってことか？」
「まだそれは分からないが…この写真からする俺達は恐らく知り合いだったのだろう」
??「でもそんな嘘みたいな話ありえんのか？」
『それは…分からないけど』
??「他に何かあったか??」
「ふむ。その通路の先に謎のメッセージが書いてあったな…」
??「謎のメッセージ？」
「あぁ」
『正しい選択をして生き残れ…だっけ？』
「あぁそうだ。」
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作者名：サリ | 作成日時：2018年7月30日 4時
