5話 ページ6
その廊下はかなり不気味だった……
その見た目からは学校の、施設じゃないことが分かる
『一体誰が何のために……』
「タス……ケテ」
「コロサレル」
依然として,廊下の奥か、謎の声が聞こえてくる
俺達は警戒しながらゆっくりとその通路を歩く……
しかしいくら進んでも何も変化がない…
『ねぇおかしくない?』
もう5分以上歩き続けている
「この廊下はいつまで続くんだ……」
そんなことを思い初めた時だった……
『ねぇ……あれ何』
少し先の地面に何か落ちている……
「これは写真……?!」
「なんだと?!」
『コウ君?どうしたの?』
そこ写っていたのは夢の中で見た人物とAだった…
『えっな、なんで……』
「いや……分からない…」
『私その人達知らないよ……?』
なぜ俺の夢の写真がそんなところに……
『コウ君!!!!ここにも!!!!』
「俺だ……」
「なんで……」
「一体何が……」
するとまた
「コッチ……オイデ……」
またあの声だ……
コッチオイデだと?!
「俺たちを呼んでるのか?」
すると急にAが操られてるように歩き出した……
「お、おい!!!!どこへ行く!!!!」
まるでその声に吸い寄せられるように自然と俺も足が進んだ……
急にAが立ち止まり……
壁をじっと見つめている……
ん?
数メートル先の壁に何か書かれているようだ
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作者名:サリ | 作成日時:2018年7月30日 4時