3話 ページ4
ブワッ
想像より火の回りが早く
出入口の前に大きな炎が立ちはだかった
「クソッどうする……」
どうにかしてこの炎を消さなければ……
『コウ君!!!!消化器だよ！』
はっ！そうか!!!!
消化器で火を消せば教室から出れるはず!!!!
『ほら!!!!ロッカーの中に!!!!』
ガチャガチャ
くそっ!!!!なぜあかないんだ!!!!
ロッカーの鍵はどこに……
ん？「掃除当番について」と書かれている紙だ、
「掃除用具ロッカーの鍵は清掃係が管理します。」
ということは清掃係が鍵を持っているってことか…
「チッ清掃係が誰だったなんていちいち覚えてないぞ…」
『清掃係ならサイトウだよ!!!!……ほら!!!!あった!!!!』
「よし!!これで早くロッカーを開けなければ…」
よし早くロッカーを開けよう。
カチャ
『やった!!!!開いた!!!!』
早く消化器で火を消さないと……
俺は急いで消化器のピンを抜いて噴射した
シュー
よし!!!!
火が消えたぞ
「急いで逃げるぞ!!!!」
俺達は急いで廊下に出た…
『ﾋｯ』
「これは……」
廊下にも大量なガレキがつもり
火災が発生していた…
「おーい！誰か無事なやつはいるか！」
俺は大きな声で呼びかけた
……
どうして誰も反応しないんだ
『まさか……私達以外皆死んだんじゃっ!!!!』
俺は急いで隣の教室をのぞき込んだ
「誰か生存者はいるか？！」
……
嘘だろ……
「みんな死んでる，」
くそっこんなことって……
『と、とにかく校舎から出よう!!!!』
その時だった
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作者名：サリ | 作成日時：2018年7月30日 4時
