【ハイキュー】れもん味【短編集】

【木兎光太郎】《着信拒否.1》 ページ5

＊

木兎光太郎。


梟谷の排球部のエースで主将。
そして全国で五本指に入る実力の持ち主である.


しかし彼は単細胞でバレー馬鹿で調子の良さにムラがある梟谷の末っ子的な感じだ。


そして私、九条Aはそんな彼からの電話を着信拒否してしまった。


わざとじゃない.手がすべっただけなんです。すみません。



「……赤葦さん.すみません.ほんっとにすみません」


木兎さんはきっと今頃しょぼくれモードに入っている。

木兎さんには悪いとは思ってない. だって着信の量がはんぱないんだもの。


しょぼくれモードに入った木兎さんはすごく面倒臭い.
それを相手してるのは赤葦さんだ.すみません。




「…って事なんだけどどうしよう研磨」


「…いや、知らない…なんで俺なの…」

ピコピコとゲームをしながら答える研磨。
可愛い。


「だって相談する人いないしさ…」

「クロにすれば…」


え.トサカに？あのトサカに？

冗談もほどほどにね研磨.


「えートサカだよ？」





「誰がトサカだ誰が.」


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続きます

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