【ハイキュー】れもん味【短編集】

【青葉城西】《退学したい.3》 ページ4

「やまちゃん！バレー部入る気になった？なったよね！じゃあ入部届けを…」


「あれ？うち入るって言いましたか。価値のない耳はちぎりますよ」

「こわ！？おま、山田こえぇよ。」

「らっきょ黙れ」


で、これだ。あの時誘われたのを断ってからずーっと誘ってくる。

しかも日に日に人数は増えていき今では、らっきょ、岩泉先輩、 くそ川先輩、国見までが誘ってくる。


「岩ちゃん…！やまちゃんがぁ！」


「黙れくそ及川！まぁ、でも入部届けは出してこい。山田のやつ。」

「岩泉せんぱい！？ちょ、いやですよ。なんで毎回毎回このくそ川先輩みなきゃいけないんですか！ストレスでうちが禿げても良いんですか！」


「？禿げても山田は山田だろ？」



なにこの人イケメンやばい惚れる。

「岩泉先輩結婚しましょう」

「は、はぁ！？ちょ、お前何いってんだ…！」


「そこで照れる岩泉先輩大好きです。」

絶対岩泉先輩のがモテるでしょ。 男前すぎる。


「岩ちゃーーん！出してきたよ！」


「おー、たまには役に立つなくそ及川」

「まあ、少し不安はあるけど、山田。宜しく。」

「宜しくな。山田」


んなむちゃくちゃな、、、 うちのせっかくの平凡ライフが…

「それ褒めてるの！？それとも貶してる の！？」

「貶してんだよばかが。」

ワーワーギャーギャーと騒ぐ国見以外の人達


「はぁ……しょうがないから入部してあげますよ。そのかわり、肉まん、奢ってね金田一。」

「俺！？」



凄い五月蝿くて、賑やかすぎて、うざい人がいて(及川)、面倒くさいって思ったのも事実だけど


でも、こんなのも悪くないって、思ったのも事実だった。あーあ、うちの前世、仏か女神デショ。うち優しすぎ。

まぁ、退学はしなくても良い、かな。



「やまちゃんってば本当にツンデレだよね！」


やっぱり退学しよう。

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やっと終わった(笑)

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