【wrwrd】書記長補佐の愛情表現が重い (ページ15)

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15話ページ15

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ci「Aさん♡ここのケーキ屋さんとても美味しいんですよ！｣

『あ、おばさん。このケーキ全種類下さい』

ci「Aさん！僕、この店のワインの味とても好みです｣

『あ、おじさん。このワインあるだけ下さい』

ただいま可愛い可愛い後輩のチーノくんと一緒に城下町に買い物へ来ている。仕事…？仕事ね…うん。

だってチーノくんに「Aさんと一緒に買い物行きたいなぁ♡｣って言われたら行くしかないじゃん！！

あの上目遣いのチーノくんは一生脳裏に焼き付ける。
愛してるよ。チーノ…(イケボ)

コネシマさんにこの前「お前チーノのええ鴨やな！！」って笑われたけど。…鴨？そんなわけない。

推しに貢ぐ。それだけで私は幸せなのだ。
あ！推しじゃない！！！婚約者だった！！(違う)

ci「沢山買いましたね！Aさん！｣

『チーノくんの為だったらお姉さん何でも買うよ』

ci「ちょろ！」

『可愛いね♡』

その“ちょろ”と言ってる時のゲスい顔すら好き。大好き。結婚。

誰にだってちょろいとか鴨とか言われても私は構わない。チーノくんが幸せなら何でもありなんだ。

でもこの前トントンさんに「何でも貢ごうとする癖は直せ」と注意されてしまった。

多分これは、お前の金や。自分のために使え。って言いたいんだと思う。

私の心配をしてくれたんですね？トントンさん。
大好きだから結婚して(迫真)

まぁ翌日トントンさんがボソッと「新しい眼鏡欲しいな…」と呟いた時は急いでトントンさんの元へ眼鏡贈りましたけどね。(謎のドヤ顔)

私は好きな人に貢ぐために働いている。
ね、そうでしょ？ルパン？(は？)

私が先日の出来事を思い出していると、チーノくんの私の名前を呼ぶ声が聞こえた。

ci「Aさん。これ｣

『…え？これって』

ci「Aさんに合うと思って俺が買ったネックレスやで。大切にしてな？｣

『ｳｪ…』

チーノくんが私にネックレスをくれた。なにこれ。結婚しよってこと？？いいよしよ。

は？？好き。ありがとうチーノくん。一生大切にする。ﾀﾋぬ時も一緒だよネックレスくん。

チーノくん私のことが大好きなんだね！は？私の方が大好きだわ！！！(逆ギレ)

ci「いつまでも買ってもらうのは申し訳ないのでね…あ！あの牛肉美味そうやな…」

『お姉さん、この牛肉10キロください！』

ふりだしにもどる。