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「 たっだいまぁ」
久しぶりの休日を満喫して寮へ戻る。
共有スペースに立ち寄ってみたら何やら数名がソファーの周りに集まっていた。
「 何やっとるん？」
「 ！麗日さん、お帰りなさい！実は轟君と成瀬さんが…」
Aの名前にやっぱりかと心の中で一言。
このクラスの中心といっても過言ではない。
少し面倒臭がりやだけれど、みんなから好かれているとってもいい子なんよねぇ…
「 はわぁ、面が良すきであかんわ…」
轟くんは勿論のことつからの入らない緩んだ様な寝顔のAは可愛い、可愛い意外に何も言えへん…
「 俺あ来た時にはもうこの状態でな。起こそうにもここまで心地よさげに寝られてしまうとな…」
常闇くんの言葉に嗚呼、と納得の意味を示す声があちこちから聞こえてくる。
そりゃ、こんなん起こせるの爆豪くんや飯田くんだけやよ。
「 クッソぉ、轟の奴成瀬を腹に乗せて昼寝なんて贅沢野郎だよ、イケメンの特権ってかぁ？」
なんて僻みをを溢す上鳴くんや峰田くんもAたちを起こす様なことはしない。
「 でも、夕飯にはおこさなあかんよなぁ…」
「 そん時は爆豪に頼むか？」
「 爆豪くん居るん？」
「 嗚呼、爆豪なら二人の写真を撮ってたら足早に自室むむかったぞ。」
爆豪くん写真て。
溺愛中ですか、そんなに私のAは可愛いですか。可愛いですよ。
「 っても写真撮ったのはほぼ全員だけどよ。」
苦笑いを浮かべながら告げられた言葉に皆も絵にが溢れる。
そりゃ、こんな美男美女おったら写真撮ってまうよな…
「 ふふ、幸せそうに寝とるねぇ。」
今日はどんなお願いをしたのだろう。
わからないけれど、どうしようもなく愛らしいこの子が今日も幸せに生きていてくれるのなら私たいは心底入れ嬉しいのです。
無重力少女part END．
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作者名：湊 | 作成日時：2020年4月1日 3時
